資格試験勉強法コラム012







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資格マニアとは

資格マニア(資格試験マニア)とは、一般的には多数の資格を保有する資格ホルダーのことを言う。単に資格をたくさん持っている人を資格マニアと言うこともあれば、あまり関連性のないような多岐にわたる分野の資格をたくさん持っている人を資格マニアと言う場合もある。いずれにしても、たくさんの「資格を持っているということでは共通している。

この資格マニアと言う言葉には、通常は賞賛の意を込めることはない。多くの場合が、暇人、無駄、孤独などと言ったキーワードを連想して、いわば呆れて資格マニアと言うことが典型である。

おそらく、そんなに資格をたくさん持っていても意味がない。そんなに資格と取れると言うのは相当暇な証拠だ。仕事ができることや収入は資格で決まるわけではないと言うような解釈が根底にあるのだろう。

確かに、資格をたくさん持っているからと言って役に立たないこともある。

一方で、資格をたくさん持っていることにより他人にとやかく言われる筋合いもない。結論的には、他人に何を言われようが、資格取得を趣味にしている人は現実的に存在するわけだし、結果的にそれが「資格マニア」という呼び方をされても、特に誰に迷惑を掛けていることもないのであるから、それはそれで何の問題もない。

少し、資格マニアの擁護をしてみたい。

資格マニアは合格マニア

資格マニアと言う人の中には、合格することに快感を覚えている人も多い。これらはいわば、趣味でスポーツを行うのと似ている。スポーツの世界では、順位や得点を競うと言うのが一般的。必ずしも順位にこだわらなくても、上手くなりたいという欲求や身体を動かしたいという感情が存在する。

資格マニアも同じである。順位、すなわち合格というものを他の受験生と競っている。本試験が迫るたびのドキドキ感、本試験の緊張感はスポーツ似たものがある。身体を動かすのではないが、頭を使う。そして、仮に合格しなくても勉強方法は洗練され、そして、何らかの知識を獲得することができる。

合格通知が送られてくる快感は特別なもので、スポーツで言うところの優勝発表と同義だ。すなわち、資格マニアというのは、合格マニアなのである。この意味で、趣味でスポーツを行っている人と、趣味で資格試験を受験している人は同じである。多様なスポーツをこなす人が明るくて、多様な資格を持つ資格マニアが暗いというのはなぜだろう?

役に立つこともある

一般的に、資格マニアを否定する人の中には、「そんなに資格を持っていても役に立たない」という意見が支配的である。一方、それらの意見に同調する人の多くは、自らが資格を持っていない。であれば、資格が役に立っているのかどうかは分からないはずである。

資格と言うものは、必ずも収入に直結するわけでもなければ、転職や就職を有利にするわけでもない。しかし、間接的にはかならずその人に何らかの成長を及ぼすものである。例えば、法律系の資格を持っていても、自分が大工をしていればそれほど焼くには立たないかも知れない。しかし、自分の日常生活でなんらかの法律行為を行う場合には、知識として大変役に立つ。法律と言うのは、知っている人間に全てが有利が運ぶようになっているのだ。

もちろん、知識だけではなく、数々の資格合格を果たした勉強の経験は、仕事などにも役に立てることができる。効率的な作業を行うということも可能なのだ。

経済的な貢献

資格マニアは独学で勉強する人が多いようだ。この場合、少なくても何らかの書籍(テキスト)は購入するわけだから経済効果がある。また、資格学校の資格講座などを利用すれば、資格学校への貢献もある。そして、受験に際しては受験料を支払うわけであるから、それもまた経済効果がある。

流行のご当地検定は、実際には資格マニアの存在なしでは成立しない資格試験だろう。その意味で、ご当地検定やそれ以外のマニアックな資格検定が存続しているのも、資格マニアの存在が大きいのだ。

あなたもどうだろう。資格マニアになって社会貢献をしてみないだろうか?



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