資格試験勉強法コラム018







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資格を取っても使えないと言っている間は使えない

資格を取っても使えない、資格など無駄だという人がいます。こういった人は、資格があたかも魔法のような効果を持っていると思っているのでしょうか。一方で、資格試験に合格して有効に活用している人もたくさん存在しています。

ここで重要なのは、資格を取るタイミングと、使う(活用する)タイミングは必ずしもイコールではないということです。

資格を取ることで、チャンスが増えるということをしっかりと認識する必要があります。

今まで見えていなかったチャンスが、資格に合格した瞬間にその扉を開くことができる。しかし、まだ扉を開いたと言う状態であって、それがすぐに使える状態になるということではありません。

もちろん、資格試験に合格してすぐに活かすことができる人もいるでしょうが、それは最初から活用のルートが確保されていたためです。そういった人は、仕事上で必要な場合など、取得の必要性が高かった人でしょう。

一方で、そうではない人の場合には、「この資格をどう使うのか」「いつ使うのか」というように、自分に合格後に問いかけると言うことが必要です。

騙されたと思って試してみて下さい。その効果に、あなたは必ずびっくりすることでしょう。

無意識に働きかける

資格をどう活かすのか、と言うことは、その後のチャンスをどうやって掴むのかに掛かっています。何も考えなければ、まさに宝の持ち腐れ。結果的に、資格は無駄・使えないと言うことになってしまいます。

どうやったら活かすことができるのかを、意識レベルではなく、無意識のレベルまで落とし込むことができれば、様々なチャンスがあることに気付くことができるはずです。

我々は意識して考えることよりも、無意識的に考えていることの方が多いと言えます。例えば、車を購入した途端に、自分と同じ車を街中で発見する。時計を購入しようと思った瞬間から、やたらと人がどのような時計をしているのか気になる、など、これらはすべて無意識の仕業なのです。

意識的に考えているだけでは限界がある。でも、それが自分の無意識まで入り込んだ瞬間に、大きな変化を感じることができるのです。そもそも、自分と同じ車も、人の時計も、いつも見慣れていた風景なのです。でも、無意識に中に入り込んだ興味や関心が今まで見えなかったものを見えるようにしている。

資格も同じです。私は資格試験に合格して、様々な活用方法で充実した人をたくさん知っています。そういった人たちは、多くの場合、最初から資格の活用方法を必ずしも考えていた訳ではありません。でも、どう使うのかを無意識レベルで考え、そして多くのチャンスがあることに気付いた。そして、ただ気付いただけではなく、行動に起こしたから資格をしっかりと活用することができているのです。

まずは気付くかどうかがポイントで、その次は行動するかどうかが重要です。

気付くタイミングは、早い人であれば明日かも知れませんし、遅い人では10年先かも知れません。それはそれで人によって様々なタイミングが存在しますので、早いも遅いもありません。早く気付くのが良いとは一概には言えません。自分自身がそれを活かすことができるようになるまでは、チャンスは巡ってこないものです。

しかし、準備ができたものにチャンスが訪れるとするならば、行動に起こすかどうかは差がでるところだといえるでしょう。行動に起こさなければタダの人、行動に起こせば何か違うものを手に入れることができると言うことです。

既に資格は活用されている

よくよく考えてみれば、資格試験の勉強を通して合格した事実は、合格者の経験として実生活で生きているものです。例えば、同じことを繰り返せば必ず覚えることができることを合格者は知っています。合格するためには、特別な能力も知識も必要なく、基本的なことを勉強することが大切であることも知っています。

それ以外に、精神面や忍耐力など様々な能力を資格試験の合格者は手に入れているはずなのです。これだけで、資格試験に合格した価値は高いものであるし、資格自体を活用しているといっても決して言い過ぎではありません。

資格試験の勉強を、単に「勉強した」と言う事実で終わらせる人と、「勉強を通じて貴重な経験をした」と言う人では全く異なると言うことです。

その意味で、資格取得は決して無駄ではありません。自分自身を多く成長させるものなのです。



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