択一式・選択式を1級販売士では客観式といいます






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1級販売士の客観式問題とはいわゆる択一式・選択式問題のことです!

1級の出題形式は、客観式と記述式の2つがあります。

【客観式試験とは?】

客観式とは、簡単に言えば選択式の試験です。いくつかの問題形式がありますが、番号を選択するという意味では、どの形式でも同じです。具体的にいくつかのパターンをみていきます。

正誤を問うパターン

これは、単純な形式で、それぞれの問題の肢の正誤を答えることになります。

<例>  次の事項のうち、正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。

ア ○○は○○である。  
イ □□は□□である。  
ウ △△は△△ではない。  
エ ××は××と同義である。  
オ ◇◇は○○と異なるものである。

穴埋めパターン

文章に最も適当だと思う語句を選ぶ方式です。これも、形式的には難しくありません。

<例>  次の文中の[ ]の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。

販売士として、・・・[ア]・・・であるが、それは・・・[イ]・・・であり、しかも・・・[ウ]・・・となっている。  さらに、・・・[エ]・・・としてではなく、次のような・・・[オ]・・・でもある。

語群  
1.○○○○ 
2.□□□□ 
3.△△△△ 
4.××××  
5.◇◇◇◇ 
6.○□△× 
7.○○□□ 
8.△×○□  

※過去問をみると、語群は8個あげられるようです。よって、不要な語群も存在することになります。

組み合わせパターン

語句同士を組み合わせ、関連付ける方式です。  

<例>  次のア~オに最も関係の深いものを右側の語群から選んで、答案用紙の所定欄にその番号を  マークしなさい。

語群

ア あいうえお     1.○○○  
イ アイウエオ     2.△△△  
ウ AIUEO     3.□□□  
エ 12345     4.×××  
オ @@@@      5.◇◇◇   
            6.○□△    
            7.×○×    
            8.○○◇   

※過去問では、8個の語群があがっています。よって、不要な語群も存在することになります。

変形パターン

上記の3つが基本パターンですが、それを変形させたパターンもあります。

<例>  次の事項のうち、○○○○に関するものには1を、それ以外のものには2を、それぞれ解答欄に番号で記入しなさい。

ア 販売士検定は、・・・である。
イ 1級は、・・・である。
ウ 簿記検定は、・・・と考えられる。
エ 2級は・・・、・・・である。
オ 3級は、・・・である。

※この情報は、旧試験形式のものです。  しかし、新科目に変更になってもおそらく同じだと考えられます。

 客観式問題の配点

客観式問題の配点は、1題10点です。基本的に出題形式は、各科目客観式と記述式の2つから構成されますが、各科目の出題数は、客観式5題、記述式2題です。客観式は5題の出題で、1題が10点ですから、客観式だけで50点出題されることになります。

逆に言えば、客観式で満点をとっても50点にしかなりませんから、合格点の60点には足りません。このことから、1級の学習戦略上、記述式でいかに点を稼ぐのかということが重要となります。

※ちなみ、客観式5題が出題され、1題10点というのは、科目変更後も踏襲されると思われます。日本商工会議所のサイトから引用すると、

「5科目ともに、客観式問題(各5題、合計25題)と記述式問題(各2題、合計10題)  とし、それぞれ100点満点で、合計500点とする。 」 と、記載があります。

ここでは、配点までは踏み込んでいませんが、おそらく変わりないと思います。(実際の本試験には点数の記載がありますので、本試験で確認してみてください)

また、1題が10点で、1題につき5つの肢問題があります。この場合、1肢問題につき2点という計算ができますが、そこまでは明らかにされていません。しかし、5肢全て正答しないと10点もらえず、1肢でも間違えると0点というのは考えにくいですから、基本的には1肢2点×25肢=50点満点を考えて良さそうです。

追記

平成27年度より試験形式が変わり、1級販売士は1科目あたりの問題数は6題となりました。

構成割合は、
  • 客観式問題 3点×5問×2題
  • 客観式問題 2点×5問×2題
  • 記述式問題 25点×2題

となっています。
結果的に、全体の配点は客観式が50点と変更ありませんが、問題数が減少し、1つの問題あたりの配点が高まっています。問題数が減ったというのは、本試験では時間的な観点から歓迎すべき要素ですが、1問の出来により合否を左右するという側面が顕著になりますので、ギャンブル性(リスク)が高まったことも事実です。いずれにしても、1問1問を丁寧に解くということが本試験では求められることになります。



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