1級販売士第27回過去問「在庫管理」（平成12年2月16日）
第1問 （正誤問題）
[問題]
ア 小売業経営における在庫管理の目的の1つは「利益の増大」である。
イ 均衡在庫概念で、商品投下資本と売上高の関係における均衡という側面は、在庫に関する「質」の問題といえる。
ウ 商品系列構成とは、異種商品の組み合わせのことである。
エ 商品回転率は、売価または原価の金額で求めるが、数量では求めない。
オ ベーシック・ストック・リストは、恒常商品の理想在庫計画である。
第2問 （文章穴埋め問題）
[問題] l小売業経営における商品予算管理の重要度は、[ア]の変化によって影響される。たとえば、[ア]によって[イ]が著しく変化する[ウ]び場合には、[エ]と均衡のとれた[オ]の計画が重要になるからである。
[語群]
1 最寄品
2 在庫投資
3 季節
4 中小メーカー
5 設備投資
6 ファッション
7 遠隔地
8 販売
9 時価
10 買回品
第3問 （文章穴埋め問題）
[問題] 金額を基準とする商品管理における[ア]法は、[イ]の[ウ]によって[エ]を[オ]把握する方法である。
[語群]
1 一定時
2 継続棚卸
3 商品在庫高
4 実際上
5 記録計算
6 常時
7 混合記帳
8 減耗
9 帳簿上
10 商品売上高
第4問 （文章穴埋め問題）
[問題] 単位を基準とする商品管理では、日、週、月などの[ア]に、たとえばスタイル・サイズ・[イ]といった商品特性ごとに、売上や[ウ]の[エ]を把握し、仕入や在庫を[オ]しようとする。
[語群]
1 自己資本
2 色合い
3 運転
4 一定期間
5 年間
6 手持ち
7 統制
8 部門
9 迅速
10 数量
第5問 （正誤問題）
[問題]
ア 商品倉出伝票を用いた継続棚卸は、貴金属や時計のように購買頻度の比較的少ない商品に向いている。
イ 商品検査表を用いての管理方法は、現品棚卸の便法である。
ウ 金額を基準とする商品管理において、商品分類別・価格種類別売上高日報は重要な商品統計である。
エ 商品減耗が販売上で発生する原因の1つに、量目の計量ミスがある。
オ 商品減耗は少ない方がよいが、商品在庫がある限り避けられないことである。
第6問 （記述）
[問題] 商品投下資本荒利益率（GMROI）について、次の設問に答えなさい。
（1）純売上高2,000千円、商品回転率5回転、売価値入率40％、荒利益率30％の条件の全部を使って、GMROI（％）を求めなさい。なお、計算の手順も解答欄に示しなさい。
（2）商品回転率、売価値入率、荒利益率の3つをそのまま用いて、GMROIを求める算定式を解答欄に示しなさい。
GMROI＝ （1行）
第7問 （記述-200字マス）
[問題] 在庫構成計画における豊富な品揃えの要請を、商品ミックスの幅と深さの面から、解答欄に説明しなさい。（200マス）
模範解答 （記述問題は省略）
| ア | イ | ウ | エ | オ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 第1問 | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 |
| 第2問 | 3 | 6 | 10 | 8 | 2 |
| 第3問 | 2 | 9 | 5 | 3 | 6 |
| 第4問 | 4 | 2 | 6 | 10 | 7 |
| 第5問 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 |
1級販売士 第27回過去問題（Ｈ12年2月16日）
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