1級販売士第28回過去問「在庫管理」(平成13年2月21日)
第1問 (正誤問題)
[問題] 次の事項のうち、商品回転率を増大させる場合には1を、減少させる場合には2を、それぞれ解答欄に番号で記入しなさい。
ア 売上高を一定として、平均商品在庫高を減らす。
イ 平均商品在庫高を一定として、売上高を減らす。
ウ 売上高の増加よりも、早く平均商品在庫高を増加させる。
エ 売上高の減少よりも、早く平均商品在庫高を減少させる。
オ 平均商品在庫高の増加よりも、早く売上高を増加させる。
第2問 (文章穴埋め問題)
[問題] 小売業経営における在庫構成計画の策定は、小売業によって提供される[ア]に関する[イ]である。それは、継続的な営業活動の状態における商品の組み合わせを市場動向に合致するように[ウ]に適合していく問題として捉えなければならない。したがって、日々の商品の動きを[エ]による[オ]によって、いち早く探索し、在庫の調整を図ることが要求される。
[語群]
1 在庫統制
2 意思決定
3 恒常商品
4 仕入先
5 動態的
6 金額
7 商品ミックス
8 経営計画
9 単位
10 静態的
第3問 (組み合わせ問題)
[問題] 次の「金額を基準とする在庫統制」における商品在庫高の記録方法について、ア~オに最も関連の深いものを語群から選んで、それぞれ解答欄に番号で記入しなさい。
ア 分割記帳法
イ 継続棚卸法
ウ 混合記帳法
エ 現品棚卸高
オ 損益分記法
[語群]
1 商品の出納を原価で記録し、仕入・販売の差引計算で在庫高を計算する。
2 一定時点での在庫高を正確に把握し、売価で記録する。
3 納品検品の徹底と商品の持込み持出しの徹底管理で把握する。
4 繰越商品勘定、仕入勘定、売上勘定に分けて記録する。
5 商品の出納を売価で記録し、帳簿上での常時在庫高を把握する。
6 売上数量を、商品回転率で除して、在庫高を計算する。
7 仕入を原価で、販売を売価で記録し、販売益の計算を中心とする。
第4問 (正誤問題)
[問題]
ア 金額による在庫統制における価格種類別管理方式は、商品分類別管理方式に従属して採用される。
イ 交叉比率は、売上高粗利益率と商品回転率の相乗積で計算され、GMROIとは区別される。
ウ 単位による在庫統制における継続棚卸の売上数量は、ニ片式値札を用いて把握することができる。
エ 顧客からの返品、仕入先への返品、追加値入額のいずれも、商品在庫高の増加をもたらす。
オ 在庫管理での記録と計算は、仕入・販売・在庫についての会計的・統計的側面の数字的事実を把握するものだが、これらは在庫管理の目的からみれば手段に過ぎない。
第5問 (文章穴埋め問題)
[問題] 単位を基準とする在庫統制を仕入管理用具として用いると、商品の売れ行きと市場における[ア]の傾向を知ることができ、[イ]の仕入が実施できる利点がある。また、[ウ]すべきでない商品も示されるので、商品ごとの仕入をチェックでき、[エ]を合理的に[オ]させることができる。
[語群]
1 プレミア付き
2 仕入金額
3 クレーム対策
4 仕入数量
5 管理制度
6 減少
7 売価棚卸法
8 適正な範囲
9 再仕入
10 流行
第6問 (記述-概念120字マス、説明2行)
[問題] 「均衡のとれた在庫」について次の設問に答えなさい。
(1)「均衡のとれた在庫」とはどのような概念か、解答欄に簡潔に記入しなさい。(120字マス)
(2)「品切れ防止リスト」について、解答欄に簡潔に記入しなさい。(2行)
第7問 (記述-各2行)
[問題] 商品予算管理を成功に導くための基本的な条件を4つあげ、それぞれ解答欄に簡潔に記入しなさい。
(1)(2行)
(2)(2行)
(3)(2行)
(4)(2行)
模範解答 (記述問題は省略)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 1 | 2 | 2 | 1 | 1 |
第2問 | 7 | 2 | 5 | 9 | 1 |
第3問 | 4 | 5 | 7 | 2 | 1 |
第4問 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 |
第5問 | 10 | 8 | 9 | 4 | 6 |
1級販売士 第28回過去問題(H13年2月21日)
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