1級販売士過去問






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1級販売士第29回過去問「仕入計画と管理」(平成14年2月20日)

第1問 (文章穴埋め問題)

[問題] 仕入部門業務に対する細目チェックとしては、その親計画である[ア]に基づいて商品系列別に[イ]の編成が適切に行われているかどうかの調査があげられる。個々の商品の売価も、実際は[イ]の編成段階で、あらかじめ検討されていることが望ましい。商品の荷受時には、注文書通りの商品かどうかの[ウ]を行ったり、売り場や店舗別に[エ]をすることが要求される。同時に、値札の作成やその貼り付けをする[オ]も、これらの動きに合わせて的確に実施することが求められる。

[語群]

1 仕分け
2 検収
3 保管計画
4 マーキング
5 監査
6 商品計画
7 販売促進予算
8 サービス計画
9 仕入予算
10 ソースマーキング

第2問 (正誤問題)

[問題]

ア 百貨店の仕入では、関連商品系列群ごとに部門をなるべく絞り込んで大量仕入を実現し、単品当たりのスケールメリットが一般に要求される。

イ 流行商品や季節商品にはついては、モデル・ストック・プランが用いられるが、これをオープン・ツー・バイ(OTB)方式に適合させようとすると、運用上困難になる場合が多い。

ウ 恒常商品の販売を補完するために取り込む臨時商品や試験商品は、ベーシック・ストック・オーダー・リストの欄外に記入し、OTB管理による見落としを避けることが望ましい。

エ 仕入戻高の実績累計額が見込額を下回った場合には、その分だけOTBバランスの額を増加させるのが望ましい。

オ 総売上高の実績累計額が見込額を超過した場合には、その分だけOTBバランスを増加させる必要がある。

第3問 (文章穴埋め問題)

[問題] 数多くの取引業者と取引関係を確保することを[ア]政策といい、小売業態としては[イ]などがしばしば採用している。これに対し、仕入先を数社に絞り込むのが[ウ]政策であり、商品を優先的に供給してもらえるメリットがある。さらに、フランチャイズ契約のように、特定地域での[エ]を与えられたり、特定製造業者の代理店になって、自店のみが当該企業の商品を販売できる権利を地域別に与えられることを[オ]政策という。

[語群]
1 小売競争力
2 センター仕入
3 選別型チャネル
4 商店街
5 独占的販売権
6 フランチャイザー
7 ブローカー
8 限定型チャネル
9 開放型チャネル
10 百貨店

第4問 (正誤問題)

[問題] 

ア 仕入先の選定にABC分析を利用する場合、「40-60の原則」に従ってAランクに分類されるところは、重点仕入先とされる。

イ 売れた分だけを仕入れたことにして、売れ残った分は返品することを前提に仕入れる方式は、買取仕入という。

ウ ダイヤグラム配送(定時定ルート配送)とは、現在の宅配便業者にみられるように、小口多頻度配送を強化し、確実に商品を配送するためのシステムである。

エ 商品をチェックする場合は、機能的側面や感覚的側面、情報的側面の3段階にわたって評価されるが、ブランドの知名度の高さは、情報的側面のチェック項目に分類される。

オ ファッション性の高い商品でも、品質と価格ライン、色調やスタイルなどの基本属性は極端に違わないので、過去の販売データを時系列的に追うことにより、数量見込みを立てることができる。

第5問 (文章穴埋め問題)

[問題] 仕入価格の引き下げとしては、チェーン・ストアやボランタリー・チェーンが積極的に実施している[ア]方式による数量割引がある。この数量割引は、[イ]割引と[ウ]割引に分類される。[ウ]割引は、一定期間中の仕入合計に対して行われる。さらに、搬入された仕入品の数量の検査には、送り状を利用した[エ]の方法があり、品質検査には、科学的鑑定法や[オ]鑑定法、比較鑑定法などがよく利用されている。この[オ]鑑定法は、使用実感に基づいた品質判定法である。

[語群]
1 スコープメリット
2 定量分析
3 大量
4 大量生産
5 セントラル・バイイング
6 受渡条件
7 直接検品
8 商用
9 随時仕入
10 累積

第6問 (記述-対応1行、理由2行)

百貨店等の大規模小売店への派遣定員制度に対する独占禁止法上の対応と派遣店員制度が独占禁止法上で問題視される理由を3つあげ、解答欄に簡潔に説明しなさい。

(1) 独占禁止法上の対応(1行)

(2) 問題視される理由
①(2行)
②(2行)
③(2行)

第7問 (記述-式1行、名称1行、内容3行)

実現値入率から初回値入率を求める計算式を解答欄に記入しなさい。ただし、初回値入率をM1%とし、実現利幅はMm、値下げ額をMd、割引額をDc、減耗額をIs、平均購買単価をRAという記号で示すものとする。

このようにして求めた初回値入率分を割り引いて、目標利益を確保するために、仕入価格を引き下げる方法としては、数量割引と現金割引以外に、どのようなものがあるか。その名称を3つあげ、それぞれの内容について解答欄に簡潔に説明しなさい。

初回値入率=(1行)
(1)名称(1行)
内容(3行)
(2)名称(1行)
内容(3行)
(3)名称(1行)
内容(3行)

模範解答 (記述問題は省略)

 
第1問 6 9 2 1 4
第2問 2 1 1 2 1
第3問 9 10 3 5 8
第4問 2 2 2 1 1
第5問 5 3 10 7 8


1級販売士第29回過去問題(H14年2月20日)

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