1級販売士第30回過去問
「情報化(改訂後ハンドブック対応)」(平成15年2月19日)
第1問 (正誤問題)
[問題]
ア システム開発において活用されるウォーターフォールモデルの特徴は、絶えず前の工程に戻りながら修正を加えて完成させる点にある。
イ ソフトウェア開発の方法論の1つである構造化分析は、システムエンジニアがユーザーからの要求を正確に理解できることを目標としている。
ウ 小売業の情報システムの特徴は、インターネット技術の利用による大量の顧客情報の収集とデータベース化、そして顧客サービスの迅速性と個別対応性を高めるための顧客データの分析・加工にある。
エ データマイニングは、FSPの実施において得られる顧客の購買情報を活用する際に用いられる手法である。
オ エクストラネットとは、インターネット技術を用いた社内と消費者とのLANの結合であり、顧客管理システムに活用される。
第2問 (文章穴埋め問題)
[問題] データベースシステムの開発の第一段階は、[ア]の策定である。[ア]の策定段階では、まずCSF分析(重要成功要因分析)を行い、業務をシステム化するうえでの[イ]や目的、達成目標を明確にし、システム導入後の[ウ]に利用できるようにする。これにより、[エ]に共通の問題意識や達成目標を持たせることができるようになる。このため、CSF分析は、[オ]により、あるべき姿をモデル化し、企業が成功するための要因を洗い出す行動であるといえる。
[語群]
1 ボトムアップアプローチ
2 基本計画
3 帳票
4 トップダウンアプローチ
5 プログラミング
6 ユーザー
7 プロジェクト関係者
8 内部設計
9 評価
10 問題点
第3問 (文章穴埋め問題)
[問題] 外部設計段階におけるデータベース設計では、[ア]の設計が行われる。この設計には、[イ]が利用される。[イ]は、1976年にピーター・チェンが提唱した全ての物を実体と[ウ]という2つの概念で表現する図式化モデルである。[イ]は、[エ]手法の代表で、実世界の意味上の[ウ]を[オ]的に分かりやすく表現できるため、現在のデータベース設計者に広く支持されている。
[語群]
1 属性
2 物理データモデル
3 関係
4 データ中心アプローチ
5 CAD
6 論理データモデル
7 計画
8 視覚
9 標準アプローチ
10 ERD
第4問 (組み合わせ問題)
[語群]
ア データベース定義機能
イ 整合性維持機能
ウ データ辞書管理機能
エ データベース操作機能
オ 障害回復機能
[語群]
1 データの独立性
2 データ操作言語
3 概念スキーマ
4 デッドロック
5 メタデータ
6 ロールフォワード処理
7 リレーションシップ
第5問 (文章穴埋め問題)
[問題] インターネットを利用したデジタル取引データは、[ア]によって行う従来の取引とは異なり、第三者によって改ざんが行われやすく、その証拠が残らない。また、[イ]で行われる取引であるので、第三者が不正に[ウ]になりすますことも難しいことではない。さらに、後になって取引を否認される恐れもある。このために、一般に利用されているのが、公開鍵暗号方式といわれる暗号技術を用いた電子署名と、信頼される第三者機関が電子証明書を発行することにより、この電子署名に用いる[エ]の持ち主を証明する[オ]といわれる仕組みである。
[語群]
1 踏み台
2 社内
3 暗号鍵
4 非対面
5 本人
6 安全性
7 正規化
8 認証
9 プロバイダ
10 書面
第6問 (記述-各2行)
伝票を例にしたデータの正規化のうち、第1正規化から第3正規化までの内容について、それぞれ解答欄に簡潔に記入しなさい。
(1)第1正規化(2行)
(2)第2正規化(2行)
(3)第3正規化(2行)
第7問 (記述-250字マス目)
「人の面」からみた情報セキュリティポリシー(ISP)について、解答欄に簡潔に記入しなさい。
模範解答 (記述問題は省略)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 |
第2問 | 2 | 10 | 9 | 7 | 4 |
第3問 | 6 | 10 | 3 | 4 | 8 |
第4問 | 3 | 7 | 5 | 2 | 6 |
第5問 | 10 | 4 | 5 | 3 | 8 |
1級販売士第30回過去問題(H15年2月19日)
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