1級販売士過去問






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1級販売士第31回過去問「仕入計画と在庫管理」(平成16年2月18日)

第1問 (組み合わせ問題)

[語群]
ア 定期仕入
イ 売上仕入
ウ 委託仕入
エ 随時仕入
オ 市況仕入

[内容]

1 商品が実際に顧客によって購入された場合に仕入れたこととし、それ以外は返品扱いとする。

2 あくまでも品揃えの決定を先行すべきであるが、価格の動きを見て有利と思える時に積極的に仕入れる。

3 流行性や季節変動性が高い商品をかなり早めに仕入契約することによってより安く仕入れる。

4 特定時期にまとめて、しかも継続的に行われる仕入で、仕入先との安定的な取引関係を維持しやすい。

5 現金決済と持ち帰りを前提に、購入数量が少なめでも仕入単価を安くすることができる。

6 販売先からの要請に基づいて自らが仕入れたり、自分よりも専門性が高い業者が代行して、より有利に仕入れるようにする。

7 顧客の要請に応じて、タイミングよく必要とされる数量を個別に仕入れるために、数量割引を期待し難い。

第2問 (文章穴埋め問題)

[問題] 期首在庫高に[ア]と[イ]を加算したものが[ウ]である。[ア]は、総仕入高から[エ]と仕入戻しの合計を減算して求められる。さらに、[ア]は、売上原価に期末在庫高(予定額)を加算して、期首在庫高を減算し、[オ]を加算して求められる。[オ]は現品棚卸額と帳簿額とのズレが認められた場合の合計であり、万引きや検品漏れなどによるロスが主な発生要因とされる。

[語群]
1 減耗額
2 営業利益
3 総取扱商品高
4 マークダウン
5 純仕入高
6 仕入運賃諸掛
7 売上戻り
8 総売上高
9 仕入値引
10 純売上高

第3問 (正誤問題)

[問題]

ア プロモーショナル・アローワンシズとは、共同広告や特定のイベントに仕入れる側が参画した場合に、かかった市場開拓コストを割引して、仕入価格に加算する契約のことである。

イ 数量割引は、一般に大量割引と累積割引に分けられる。このうち、大量割引とは、一回当たりではなく一定期間中の仕入数量の合計が大量となった場合に適用される割引制度である。

ウ 流行品や季節性の強い商品は、短期集中型の生産体制をとり、連続的な大量生産体制をあえて回避する策を目指し、同一のスタイルや色調のもの、あるいは同一のアクセサリーと付加したものは抑え目に市場に出すといった希少性の演出が行われることが多い。

エ 仕入先の判別にABC分析を用いた場合、Aグループに分類される企業は、臨時仕入先というよりも補完仕入先と考えて、安定的な仕入先確保のため、積極的に既存仕入先に加えるべきである。

オ 商法鑑定法とは、科学的分析ではなく熟練者の五感に基づく検査と評価をするものである。

第4問 (文章穴埋め問題)

[問題] 仕入金額の評価は、[ア]に従う場合は[イ]に基づいて行われる。また、棚卸の方法は、一般に[ウ]と[エ]の2つに分けられる。[ウ]は商品の受け払いを単純に記録するのではなく、部門別や商品別、価格別に全在庫品の総数量を把握する。さらに、販売の動きに即応するためには、[オ]を用いて、店頭だけでなく全在庫品の総額を総合的に把握して管理することが重要になる。

[語群]
1 ユニット・コントロール
2 売価還元法
3 原価基準
4 企業会計原則
5 売価棚卸法
6 平均在庫高
7 現品棚卸法
8 交差弾力性
9 継続棚卸法
10 商品回転率主義

第5問 (正誤問題)

[問題] 

ア 平均在庫数量で売上高を割ると商品回転率が求められ、その数値が高い方が販売効率が良い。

イ マージン管理と商品在庫投資管理の両方を組み合わせたものは、商品投下資本粗利益率の管理である。この商品投下資本粗利益率は、アルファベットの略称で示せば、GMROIとなる。

ウ スーパーマーケット等において、プリ・パッケージ商品の重さをチェックするために利用されるのが秤量検査であり、パッケージ商品のサンプルを選んで開封し検査する方法は、抜取検査という。

エ 発注伝票や納品伝票の記載内容と実際に受け入れた商品内容を一つ一つ細かくチェックするのが、取引条件検査の中の一般検査である。

オ 在庫高を継続的に把握するために、補助簿として利用されるのが商品在庫帳であり、原価のみならず、売価を中心に商品の受け払いを把握する方法がとられる。

第6問(記述-違いは一行、利点と欠点は3行で記載)

共同仕入と集中仕入の違いを示すとともに、その利点と欠点について、それぞれ解答欄に記入しなさい。

(1)共同仕入と集中仕入れ(1行)
(2)共同仕入の利点と欠点(3行)
(3)集中仕入の利点と欠点(3行)

第7問 (記述-特性3行、留意点4行)

恒常商品の商品特性とその仕入数量を決定する際に留意すべき点について、それぞれ解答欄に簡潔に記載しなさい。

(1)恒常商品の商品特性(3行)
(2)仕入数量を決定する際の留意点(4行)

模範解答 (記述問題は省略)

 
第1問 4 1 6 7 2
第2問 5 6 3 9 1
第3問 2 2 1 2 1
第4問 4 3 9 7 5
第5問 2 1 1 2 1


1級販売士第31回過去問題(H16年2月18日)

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