1級販売士第31回過去問「経営とマーケティング」(平成16年2月18日)
第1問 (正誤問題)
[問題]
ア 事業は、企業サイドだけでなく、顧客サイドから定義されるべきである。
イ マーケティング志向概念は、企業の有する現存製品をもって始まる。
ウ ソサイエタル・マーケティングにおいては、生活者も社会全体の利益を個人の欲望より優先させなければならない。
エ 市場地位は、企業の内部資源の1つである。
オ 顧客データベースは、POSデータに基づく単品管理のために利用される。
第2問 (文章穴埋め問題)
[問題] 小売業の経営システムには、経営システム、[ア]、[イ]の3つがあり、[ア]は[ウ]の流れと、その処理に関するシステムである。[ウ]の流れには、メーカー、[エ]、小売業、消費者という[オ]に沿った流れと、消費者からメーカーへと至る流れがある。
[語群]
1 リサイクリング
2 環境対応システム
3 卸売業
4 情報
5 商品流通
6 インフォメーション・システム
7 セールス・プロモーション
8 スタッフシステム
9 ラインシステム
10 物流業
第3問 (正誤問題)
[問題]
ア 商業統計において、小売店の経営者は従業者に含まれない。
イ 小売手動型流通システムの特性の1つとして、プライベート・ブランド商品の開発が活発であることが挙げられる。
ウ ハイパーマーケットは、ウォルマートが、スーパーセンターに対抗して開発した業態である。
エ ヨーロッパでは、出店・営業時間規制がアメリカや日本よりも概して強い。
オ 小売主宰のボランタリーチェーンは、ドイツやフランスではバイイング・グループといわれ、イギリスにおいてはシンボル・グループと言われる。
第4問 (正誤問題)
[問題]
ア 解雇通告や退職申し入れは、法律上、いずれも2週間前に行えばよい。
イ いわゆる”クーリングオフ”は、到達主義の例外である。
ウ 法律行為は、取消があるまでは有効である。
エ 身元保証契約は、更新しても(最初から)最長10年と法定されており、これを超える定めは無効である。
オ 道義的責任や政治的責任も、法的責任の一種であることに変わりはない。
第5問 (記述-200字マス目)
生産と消費の場所的隔たりおよび時間的隔たりと、物流(物的流通)の機能との関わりについて、それぞれ解答欄に簡潔に記入しなさい。
第6問 (記述-100字マス目)
「4分の1インチ・ドリルが売れたのは、人々が4分の1インチ・ドリルを欲したのではなく、4分の1インチの穴が欲しかったからである」
小売業の観点から、この文章の意味するところについて、解答欄に簡潔に記入しなさい。
第7問 (記述-100字マス目)
善管注意義務とは何か、解答欄に簡潔に記入しなさい。
模範解答 (記述問題は省略)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第2問 | 6 | 2 | 4 | 3 | 5 |
第3問 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 |
第4問 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 |
1級販売士第31回過去問題(H16年2月18日)
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