1級販売士過去問






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1級販売士第33回過去問「経営計算」(平成18年2月15日)

第1問 (組み合わせ問題)

[問題]

ア 財務流動性の維持と資本の効率運用に貢献する。

イ 売上高予算を実現するために必要となる費用を算出する。

ウ 営業収支過不足の把握を中心として、現金収支の管理を行う。

エ 各部門から予算原案を自主的に提出させ、これを尊重して総合的に調整して予算を編成する。

オ 会計数値によって示された達成目標で、事前的な予算による統制活動に一定の指針を提供する。

[語群]

1 割当予算
2 予算委員会
3 販売費予算
4 積上予算
5 資金繰り表
6 予算許容額
7 運転資本予算

第2問 (正誤問題)

[問題]

ア 連結キャッシュフロー計算書においては、投資活動によるキャッシュフローおよび財務活動によるキャッシュフローは、原則として間接法により表示する。

イ 内国法人の各事業年度の所得金額の計算は、当該事業年度の益金の額から損金の額を控除した金額とする。益金および損金という概念は、企業会計における収益および費用と必ずしも一致しない。

ウ 将来減算一時差異は、費用処理しても、税務上は損金不算入となる場合に発生し、当該差異に係る税金部分は、税金の前払いを示す。

エ 現行会計制度の下では、少数株主持分は返済義務のある負債ではないため、負債の部と資本の部の中間に独立の項目として表示される。

オ 少数株主持分は、親会社における子会社投資と子会社における資本を相殺消去する際に生じる差額である。

第3問 (選択問題)

[問題]

1 予算報告書は、管理者の[ア]を目的とするものであり、建設的な助言がその作成において重視される必要がある。

2 予算差異分析の意義は、予算と[イ]の比較により、現状を把握し、[ウ]の達成という観点から批判的な判断が得られることになる。

3 予算による統制において、達成目標の設定には、管理責任に応じた管理可能性が売上高と[エ]について識別されなければならない。

4 予算管理において、独立的な部門活動における[オ]の弊害を排除し、各部門の活動を統合する機能を水平的調整という。

[語群]
1 稟議
2 インフォーマル
3 費用項目
4 有利差異
5 実績
6 セクショナリズム
7 責任会計
8 不利差異
9 目標利益
10 動機づけ

第4問 (正誤問題)

[問題]

ア 商品等の棚卸資産は、その保有期間に拘らず、正常営業循環基準を適用し、すべて流動資産に属するものとする。

イ 売掛金、受取手形等の債権について貸倒引当金を設定する場合、債務者の財政状態および経営成績に基づいて、一般債権、貸倒懸念債権、破産更生債権に分類する。

ウ 棚卸資産の期末評価については、帳簿上の数量と実際の数量との差異から生じる商品評価損と棚卸資産の価値下落により生じる棚卸減耗の処理を適正に行う必要がある。

エ 売買目的有価証券とは、時価の変動により利益を獲得することを目的に保有する有価証券であり、期末時の時価で評価する。

オ 退職給付債務の計算では、現在の給与水準に基づいて算定された受給の確定した確定給付債務ではなく、将来の給与水準に基づいて算定された予測給付債務の概念が採用されている。

第5問 (組み合わせ問題)

[問題]

1 棚卸資産の増加は、売上債権が増加する場合と同様に、[ア]を減少させる。

2 株価収益率の計算式は、((株価)/([イ]÷[ウ]))×100(%)である。
この比率が高い場合には、現在の利益水準にくらべて株価が割高であることを意味する。

3 固定長期適合率の計算式は、((固定資産)/(資本合計-[エ]))×100(%)であり、
100%以下であれば財務的安全性を確保しうるとされている。

4 固定資産回転率の計算式は、([オ]/固定資産)であり、
当該比率が大きいほど固定資産の利用効率が良いことになる。

[語群]
1 負債合計
2 増加
3 フリー・キャッシュフロー
4 固定負債
5 発行株数
6 売上高
7 資産合計
8 当期利益
9 割安
10 当期純利益

第6問 (記述)

キャッシュフロー計算書において、「財務活動によるキャッシュフロー」の区分にはどのようなことが表示されているか、解答欄に簡潔に記入しなさい。

第7問 (記述)

当座比率の経営分析上の意義を流動比率との相違をふまえて、解答欄に簡潔に記入しなさい。

模範解答 (記述問題は省略)

 
第1問 7 3 5 4 6
第2問 2 1 1 1 2
第3問 10 5 9 3 6
第4問 1 1 2 1 1
第5問 3 8 5 4 6


1級販売士第33回過去問題(H18年2月15日)

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