1級販売士過去問






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1級販売士第38回過去問「ストアオペレーション(2)」
(平成23年2月16日)

第6問 (記述)

小売店を運営していくにあたって必要な人時は、一般に「固定人時+変動人時」と考えることができる。これに関し、次の問いに答えなさい。(25点)

(1)固定人時、変動人時とは何か、それぞれの用語の意味を、答案用紙に簡潔に文章で記入しなさい。

(2)必要人時の計算手順を示した下図のア~ウの空欄部分に最も適する事項を答案用紙に簡潔に文章で記入しなさい。

手順1 売場面積1坪当たりを維持するのに必要な基準人時を設定する
手順2
手順3
手順4
手順5 固定人時と変動人時を比較して、大きいほうを必要人時とする

第7問 (記述)

チェーンストアの管理者や店長は、OJTの実施にあたり、効果的な数え方を理解しておくことが必要である。効果的な指導方法のステップのひとつに、「教える準備をする」ことがあるが、その一般的な手順項目を5段階で示すとともに、それぞれの段階における指導方法のポイントを1つあげて、答案用紙に簡潔に記入しなさい。(25点)

模範解答 (日本販売士協会作成)

 
第1問 8 5 6 10 3
第2問 5 8 7 2 6
第3問 7 2 9 6 4
第4問 2 1 2 2 1
第5問 1 2 1 2 2

記述式解答

第6問
(1)固定人時:売上の増減に関係なく、売場の維持のために必要な一定の人時のこと。
変動人時:ある売上の分岐点を超えると、売上の増加に伴って増加していく人時のこと。
(2)ア:坪当たり基準人時に売場面積を掛け、売場の維持に必要な最低必要人時を計算する。
イ:1人時当たりの売上基準を設定する。
ウ:年間売上高を1人時売上基準で割って、変動人時を計算する。

第7問
手順項目1:従業員をリラックスさせる。
指導方法のポイント:相手が答えられるような質問を親しみを込めて尋ねる。

 手順項目2:何の仕事をしてもらうかを話す。
指導方法のポイント:教えようとする仕事の名前などを、道具名や商品名を付け加えて具体的に話す。

 手順項目3:その仕事の認識度を確かめる。
指導方法のポイント:具体的に、だんだん細かく質問を重ねていくことで認識度を確かめる。

 手順項目4:仕事を覚えたいという気持ちにさせる。
指導方法のポイント:不必要に競争心を駆り立てず、正しいやり方をすれば安全なことを強調する。

 手順項目5:正しい位置につかせる。
指導方法のポイント:身体位置、手先の場所を考え、仕事の動作がよく見える場所につかせる。

(日本販売士協会作成のもの)※基本的には公式回答として考えて問題ありません。



1級販売士第38回過去問題(H23年2月16日)

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