1級販売士過去問






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1級販売士第39回過去問「ストアオペレーション(1)」
(平成24年2月15日)

第1問 (文章穴埋め問題)

次の文章は、セルフサービス販売方式におけるディスプレイ実施上の留意点について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

 選びやすい陳列を行うにあたっては、最適なディスプレイ・パターンの導入と、商品特性に見合った商品分類を明確にするための〔ア〕などのサイン表示の活用、そして〔イ〕にもとづく品目の配列と〔ウ〕などの方策を有効的に組み合わせることが重要である。
たとえば、スーパーマーケットにおいては、菓子の売場で定番ゴンゴラにガム、チョコレート、グミなどを関連陳列したり、青果の売場で平台に〔エ〕したバナナ、ぶどう、りんごなどを〔オ〕に陳列したり、調味料の売場で品目別に〔イ〕の高低によって〔ウ〕したりする場合がある。

【語群】
1.プラノグラム
2.補充発注
3.フェイシング
4.水平型
5.カラーコントロール
6.商品回転率
7.ピクトグラム
8.カテゴリーパネル
9.垂直型
10.スリーブアウト陳列

第2問 (正誤問題)

次のア~オは、ISMとその具体策について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(10点)

ア 「インスタントコーヒー+カップ」や「ウイスキー+グラス」などの組合せ販売は、ISPのうち、サンプリングという方法に該当する。

イ 非価格主導型のISPの種類には、デモンストレーション販売やクロスマーチャンダイジング、そしてエンドの大量陳列などがある。

ウ クロスマーチャンダイジングは、あるテーマに関連した商品を1か所に集合させて展示陳列するので、コーディネート陳列と同じ意味を持つ。

エ ISMのねらいは、スペース当たりの販売効率を高めるための企画テーマの設定によるISPやスペースマネジメントなどを実施し、1人当たりの購買単価を引き上げることである。

オ スペースマネジメントの目標値としてのROIとは、商品のディスプレイ技術を高度化させる方法であり、スペース当たりの投資額を利益額で割り、100を掛けて求める。

第3問 (組み合わせ問題)

次のア~オは、人材育成の3つの柱に関する事項である。最も関係の深い文章を、右側から選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

ア OJTのメリット
イ Off-JTのメリット
ウ OJTのデメリット
エ Off-JTのデメリット
オ 自己啓発のデメリット

1. 従業員個々のレベルに合わせて仕事に密着した指導・育成ができる。

2.理論的、体系的な仕事ができるようになると同時に、同僚などと比較し、現時点での相対的な実力が確認できる。

3.初志貫徹と継続が難しい。

4.部下の従業員と話し合う機会をつくり、どんな気持ちで仕事に取り組んでいるかなどを親身になって聞く。

5.受け身の研修、かつ、抽象的な内容になりやすい。

6.管理者の指揮や命令という上から下への流れと、部下の従業員からの報告という下から上への流れ、そして会議における社員などの横の流れがある。

7.指導が場当たり的になりやすく、教える上司の技量や力量に成果が左右されやすい。

8.自分のペースやレベルに合わせた学習ができる。

第4問 (正誤問題)

次のア~オは、チェーンストアの本部における特売の計画および実施に関する事項である。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(10点)

ア 特売のコストは、特売に関する販売促進コストと作業コストからなる。

イ 特売のテーマの設定、特売期間の決定、特売商品の決定は基本的に変動作業となる。

ウ 特売価格の決定、特売数量の決定は基本的に固定作業となる。

エ 特売用商品の仕入先と仕入原価や仕入数量などを決定した後、速やかに各店舗への納品数量の割当て案を作成する。

オ 最終的な店別商品カテゴリー別の品目納品数を決定し、仕入先へ特売商品扱いで見込み発注する。

第5問 (文章穴埋め問題)

次の文章は、ローコストオペレーションの仕組みづくりについて述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)

 店舗運営においてローコストオペレーションを目指した生産性向上の仕組みをつくるには、以下のように〔ア〕と作業効率の両面からアプローチすべきである。

(1)〔ア〕面からのアプローチ
・目標利益を達成するための〔イ〕を立案し、そこで計上された売上や粗利益の目標額を年間52週の〔ウ〕に落とし込む。
・その〔ウ〕を実現するために必要な〔ア〕を立て、その中で目標とする人件費率や〔エ〕の枠内で収まる人時を求めて必要な人員を割出す。
・週別の人時を日ごと、時間帯ごとに落とし込んで実行に移す。

(2)作業効率面からのアプローチ
商品の補充、ディスプレイの方法、販売の方法などの作業分析を行い、作業の種類を削減するとともに、作業種類別の〔オ〕を削減することが重要となる。

【語群】
1.作業量
2.サービス達成率
3.人時計画
4.棚割計画
5.賃金水準
6.収支計画
7.販売計画
8.アイテム数
9.労働分配率
10.財務計画



1級販売士第39回過去問題(H24年2月15日)

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