1級販売士過去問






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1級販売士第40回過去問「マーチャンダイジング(2)」
(平成25年2月20日)

第6問 (記述)

最寄品の経済的発注量を算出する上で発生する発注費用と在庫費用の概要を、両者の違いがわかるように、それぞれ3行程度の文章にまとめて答案用紙に記述しなさい。(25点)

第7問 (記述)

メーカーと流通業者における商取引上のリベートとアローワンスの概要を、両者の違いがわかるように、それぞれ3行程度の文章にまとめて答案用紙に記入しなさい。(25点)

模範解答 (日本販売士協会作成)

 
第1問 4 2 6 5 9
第2問 1 1 1 2 2
第3問 7 6 3 5 4
第4問 7 5 2 8 6
第5問 1 2 2 2 1

記述式解答

第6問
発注費用
 商品の発注にかかる諸費用であり、多くは固定費的性格のものである。たとえば、仕入担当者の仕入業務や発注業務にかかわる人件費、通信・交通費などがある。1回当たりの発注数量を増やすほど、仕入れる商品1個にかかってくる発注費用は減少する。

在庫費用
 商品が入荷してから消費者の手に渡るまでの在庫期間中に発生する諸費用であり、多くは変動費的性格のものである。たとえば、在庫中の保管、保険、支払い金利などがある。1回当たりの発注数量を増やすほど、仕入れる商品1個にかかってくる在庫費用は大きくなる。

第7問
リベート
 一定期間における特定メーカーの特定商品の取引高などを基準にして、当該メーカーが卸売業や小売業に支払う”利益の割戻金”的な性格のものである。メーカーが流通業者の利益を補填することで、販売割当の達成や新商品の取扱い、そして価格維持などの販売活動を統制するねらいがある。

アローワンス
 小売業や卸売業が小売店頭において特定メーカーの特定商品の販売促進活動を行う際、当該メーカーがその活動コストの一部、もしくは全部を、実施する流通業者に支払う”販売奨励金”的な性格のものである。

(日本販売士協会作成のもの)※基本的には公式解答として考えて問題ありません。



1級販売士第40回過去問題(H25年2月20日)

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