1級販売士第40回過去問「マーケティング(2)」
(平成25年2月20日)
第6問 (記述)
グループインタビューで利用される質的調査のうち、D.N.ベレンガーが指摘した技法を3つ挙げてその内容を簡潔に記述しなさい。(25点)
第7問 (記述)
カスタマーリレーションシップ・マネジメント(CRM)は、既存顧客の維持に重点を置いている。その理由を、コスト面から3項目挙げて答案用紙に記述しなさい。(25点)
模範解答 (日本販売士協会作成)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第2問 | 6 | 8 | 4 | 2 | 3 |
第3問 | 6 | 3 | 5 | 1 | 9 |
第4問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第5問 | 1 | 7 | 6 | 2 | 9 |
記述式
第6問
○デプスインタビュー(深層面接法)
・臨床心理学の手法。動機調査(モチベーションリサーチ)の中心となるもの。一対一の個人面接の形をとり、表面に現れない消費者の深層心理を探り出す。
○グループインタビュー(集団面接法)
・専用ルームに5~10人ほどの対象者を集め、相互の発言に相互が刺激され合って議論を進める中から、定性情報を収集する。
○オープンエンド質問
・標準的な質問群を用意して、手紙や電話などで調査する。消費者が自由に自分の言葉で意見が言えるように工夫する。クローズドな質問の回答の解釈ができる。
○TAT(主題統覚テスト)
・人間の営みや体験を表す絵を提示し、物語をつくらせ、その内容から被験者の欲求体系を明らかにする。
○ロールプレイング
・役割演技法と呼ばれる教育訓練技法の1つ。実際に自分自身で所定の役割を演じることにより、納得の度合いも高くなり、対象者の態度変容に大きな効果が期待できる。
○言語連想法
・文字や単語を1つずつ、一定の間隔で対象者に示し、制限時間内で連想した単語を反射的に回答してもらい、それを分析し、その結果に至る同期を解明する方法。
第7問
・新規顧客を獲得することは、既存顧客の維持に比べてはるかに高コストである。
・一度離れた顧客を再び取り戻すには、離反しないように満足させることよりもはるかに高コストである。
・新規顧客に販売するよりも、既存顧客に販売する方が、販売促進コストが低い。
(日本販売士協会作成のもの)※基本的には公式解答として考えて問題ありません。
1級販売士第40回過去問題(H25年2月20日)
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