客観式の問題が実は記述式に役立つ!記述式試験の範囲の考え方
第37回の1級販売士記述式対策として、1つ目の優先順位は過去問でした。(ただし、過去問の中でも、新ハンドブックに記載されている内容に絞り込みます)
続いて、2つ目をご紹介していきます。
優先順位(2)客観式問題
今までの傾向から考えられる範囲です。
1級販売士の場合、客観式と記述式は試験の形式は異なりますが、その内容は似たものが出題される傾向にあります。
客観式で出題された問題が、聞き方を変えて記述式で出題されるというケースは良くあります。そこで、同様の傾向が今後も見られるとすると、しっかりと対策をしておきたいところです。
マーカーでハンドブックにチェックをした人は、どの客観式問題がハンドブックに記載されているのか把握しているはずです。第37回の本試験では、ハンドブック以外から多くの問題が出題されるということは考えにくいので(まだ新ハンドブックになって1回しか試験をやっていないため)、新ハンドブックに客観式として出題されマークしてある箇所をしっかりと押さえるようにしてください。
ただし、すでに客観式の問題演習を繰り返しやっているようであれば、既に知識ベースでは十分に頭の中に入っている人も多いと思います。その場合は、キーワードをチェックするくらいに留めておいて、(1)か(3)の出題範囲を潰した方が良いでしょう。
記述式は何が出るか分かりませんので、一つ一つを完璧にするという考え方ではなく、広く浅く押さえておいた方が無難です。ですから、過去の客観式を十分に回しきれているようであれば、キーワードをチェックして、何か文章が書けるようになっていれば十分です。それ以外の範囲を押さえるようにしてください。
第36回客観式は要チェック
記述式問題については、第36回の記述式が第37回で繰り返し出題される可能性は極めて低いと言えます。しかし、第36回で出題された客観式問題が、記述式に形を変えて出題される可能性はあります。
特に、第35回以前の過去問が新ハンドブックに必ずしも適合していない事実、そして、1級販売士検定試験は従来から過去問を繰り返し出題する傾向にあることを考慮すれば、第36回の過去問を何らかの形で使い回してくる可能性は低くはありません。
第36回の客観式が第37回の客観式で出題される可能性および、第36回の記述式が第37回の記述式で出題される可能性は共に低いです。
ただし、第36回客観式→第37回記述式、第36回記述式→客観式という形式を変えた出題の可能性は低くありませんので、しっかりとチェックしておいてください。新試験になってからの過去問が少ないため、例え1回分しかなくても「過去問は繰り返し出題される」ということを前提においておいた方が無難です。
合格するためのノウハウ完全版(第37回試験対策)
- 第36回から第37回の出題傾向を読む
- まずは過去問を眺める
- ハンドブックを1回転させる
- ハンドブックにマーカーでチェックする
- 第37回1級販売士の基本攻略法(1)
- 第37回1級販売士の基本攻略法(2)
- 科目選択について(これから勉強を開始する人の場合)(1)
- 科目選択について(これから勉強を開始する人の場合)(2)
- 科目の絞り込み(既に勉強を始めている人の場合)
- 過去問とハンドブックの使い方(1)
- 過去問勉強法の限界
- 過去問とハンドブックの使い方(2)
- 記述式対策の考え方
- キーワードで記述式の加点を狙うという意味
- 記述式試験の勉強範囲(1)
- 記述式試験の勉強範囲(2)
- 記述式試験の勉強範囲(3)
- 記述式勉強テクニック-キーワード抜き出し
- 記述式勉強テクニック-キーワードつなぎ
- 記述式解答テクニック-文章構成
- 点が線になるまでやりぬく
- 記述式解答テクニック-書き方
- 直前勉強法-皿回し
- 本番対応法-コラム1
- 本番対応法-コラム2
第37回向けよくある質問
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