2級販売士過去問






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2級販売士第33回過去問「商品知識(衣料品、身の回り品)」
(平成17年10月5日)

第7問(文章穴埋め問題)

 衣料品、身の回り品では、原料、糸、織物、縫製と一貫して生産する企業は少なく、専門業者に分かれている。しかも、専門業者の間にはそれぞれの中間業者が存在し、流通は極めて複雑になっている。これが日本独特の流通の[ア]を増し、コストアップの原因になっている。
たとえば、紳士服の場合をみると、原料の[イ]は、[ウ]が買い付けて[エ]に販売し用途に応じて織物用の糸にする。この糸を購入して織物を織る[オ]があり、織り上がった反物は卸売商を経てアパレルメーカーに入り、縫製して紳士服に作られる。

[語群]
1 機屋
2 デザイナー
3 系列化
4 商社
5 産地問屋
6 オートクチュール
7 迂回性
8 羊毛
9 紡績会社
10 絹

第8問(正誤問題)

ア 最初の独立したデザイナーは、マリー・アントワネットの服装係であったローズ・ベルタンである。当時、王妃の服装から装飾品にいたるまでが、すべての婦人の模倣の的になった

イ 1920年頃にココ・シャネルはジャージーのドレスを発表し、それまでの王朝風コルセットやかさ高いパニエから女性を解放し、行動的な現代女性を誕生させた

ウ 1947年に、クリスチャン・ディオールは、なで肩の上着とフレアのあるロングスカートから、軍服をイメージしたいかり肩で短いスカートの「ニュールック」を発表した

エ ナイロン、テトロンは天然の麻に代わって、麻に似た光沢としなやかさを持ちながら、イージーケアで大衆的な価格のため普及した

オ 企画、生産、販売までを一貫して行うSPAは、消費者の要求をより正確に、より早く商品化するためのアパレル業界における小売業態である

第9問(組み合わせ問題)

ア 作業着

イ 一般的になり数年以上続くファッション

ウ 一品ずつ手作りをする高級注文服

エ 冠婚葬祭、祝祭日などの晴れ着

オ 下着のようなファッション

[語群]
1 「ハレ」
2 「ヶ」
3 プレタポルテ
4 オートクチュール
5 インチメート・ファッション
6 ハイ・ファッション
7 ベーシック・ファッション

第10問 用語(正誤問題)

ア 合成繊維では、ナイロン、アクリル、ビニロンが三大合繊と呼ばれている

イ 半合成繊維には、アセテート、トリアセテート、ポリノジックなどがある

ウ 集散地問屋は東京、大阪、名古屋、福岡の4大集散地に集中しているが、これ以外の都市にあるものを地方問屋と呼んでいる

エ 下着の生産では、大阪府、兵庫県が多く、靴下の生産では奈良県が多いなど、特定の地域に生産が集中している産地性が見られる

オ シャツの中でのドレスシャツ、スポーツシャツなどや、スカートの中でのミニスカート、ロングスカートなどは品種である

 解答例(各2点)

 
第7問 7 8 4 9 1
第8問 1 1 2 2 1
第9問 2 7 4 1 5
第10問 2 2 2 1 2


第33回過去問題(H17年10月5日)

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