2級販売士過去問

第6問　商圏の特性（文章穴埋め問題）

　商圏は、来街または来店してくれる顧客の居住範囲のことであり、小売店の取り扱う商品の特性によって異なる。一般的に、[ア]を扱う小売店の商圏は狭く、[イ]を扱う小売店の商圏は広くなる。商圏には、顧客が来店する地理上や時間上の範囲の[ウ]商圏と、新たな顧客となる可能性を持つ[エ]商圏がある。小売業における商圏設定のねらいは、顧客になり得る[オ]に的を絞り、効果的なマーケティング活動を行うことにある。

[語群]
１　消費者層
２　季節商品
３　潜在的
４　恒常商品
５　概念的
６　買回品
７　最寄品
８　富裕層
９　社会的
１０　顕在的

第7問　その他（正誤問題）

ア　ライリーの法則とは、ある地域に居住する消費者が利用可能な商業集積のうち、どの商業集積を利用するかという確率を表したものである

イ　百貨店、有名専門店、高級専門店が数多く入った最先端の超大型複合商業施設があり、国際ホテルや各種アミューズメントセンターなどが充実しており、商圏人口が概ね３０万人以上の商圏を広域型（リージョナル）商圏という

ウ　ある都市の小売中心性指標が「１」よりも大きい場合は、その都市に購買力が流入しているといえる

エ　近隣型商圏のいくつかを包括したショッピングセンターや商店街の商圏で、ディスカウントストアや大型専門店などが集積している商圏人口が概ね６万人～９万人規模の商圏を地域型（コミュニティ）商圏という

オ　ストアコンパリゾンとは、チェーンストアに多く見られる店舗比較のことで、自店と競争店を比較し、競争店の長所をもとに自店の改善に役立て、ひいては店舗運営の改革に結びつけることをねらいとしている

第8問　ドミナント型出店（正誤問題）

ア　地元に根を下ろした使いやすい店舗という意味で、好ましい企業イメージを形成することができる

イ　特定地域での店舗の高密度化を意図的に推進することによって、と当該チェーンストアの知名度を高めるとともに、競争他店を寄せ付けない優勢な地位を獲得・維持することを狙いとしている

ウ　ファッション業界では、セレクト型ショップのドミナント型出店が増えている

エ　特定地域に巨艦型店舗をつくり、その圧倒的パワーをもって広範エリアから顧客を呼ぶ出店形態である

オ　店舗間の距離的近さの実現によって、時間帯指定別の高効率、かつ、１日複数回納品が可能となり、総合的に物流コストを低減できる

第9問　商品ライフサイクル（文章穴埋め問題）

　商品が発売されてから、やがて市場から消えていくまでの段階を、「[ア]、成長期、[イ]、[ウ]」と分類し、この商品の一生を商品のライフサイクルと呼んでいる。小売店では、取扱商品がライフサイクルのどの時期にあるのかを読み取りながら販売促進活動を展開しなければならない。たとえば、[イ]になると、商品の販売は次第に鈍る。この時期は、新規需要はあまり期待できず、[エ]が中心となる。したがって、市場競争は一層激化し、小売業においては、[オ]などの延命策を講じる必要が生じる。

[語群]
１　幼少期
２　買い換え
３　衰退期
４　値引
５　停滞期
６　撤退期
７　導入期
８　広告
９　潜在需要
１０　成熟期

第10問　その他（組み合わせ問題）

ア　品種ごとに選定したそれぞれの品目をゴンドラのなかで縦と横に何面で構成し、合計いくつの店頭在庫を持たせるのかという技術のこと

イ　商圏のなかで自店の果たすべき役割を業態の模索によって明確化すること

ウ　品群の集合体である部門をｓ設定し、それら部門に該当する品群を店舗全体に効果的に割り振ること

エ　マス媒体に新商品情報などを提供し、媒体側がニュース価値があると判断した場合、情報として取り上げるもの

オ　商品カテゴリーをゾーンごとに計画的、かつ、連続的に配置すること

[語群]
1　ゾーニング
2　ポジショニング
3　データマイニング
4　サンプリング
5　フェイシング
6　レイアウト
7　パブリシティ

　解答

	ア	イ	ウ	エ	オ
第6問	7	6	10	3	１
第7問	2	2	1	１	1
第8問	1	1	2	2	1
第9問	7	10	3	２	4
第10問	5	2	1	7	6

2級販売士第35回過去問題（Ｈ19年10月3日）

• 第35回　小売業の類型（1）
• 第35回　小売業の類型（2）
• 第35回　マーチャンダイジング（1）
• 第35回　マーチャンダイジング（2）
• 第35回　ストアオペレーション（1）
• 第35回　ストアオペレーション（2）
• 第35回　マーケティング（1）
• 第35回　マーケティング（2）
• 第35回　販売・経営管理（1）
• 第35回　販売・経営管理（2）