2級販売士過去問






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2級販売士第38回過去問「小売業の類型(2)」
(平成22年10月10日)

第6問 平成19年商業統計調査(正誤問題)


次のア~オは、平成19年商業統計調査のデータを活用して把握できる小売業・卸売業の動向について述べている。

ア 小売業の年間商品販売額は、平成16年調査と比較して減少している。

イ 平成19年調査の卸売事業所数は、東京、大阪、愛知、福岡、北海道の上位5都道府県で全国の約70%を占めている。

ウ 駅改札内事業所(駅ナカ)の品目別商品販売額の上位には、菓子(非製造)、書籍・雑誌、飲料がランクされている。

エ 平成16年調査と比較して平成19年調査の小売業の1商店当たりの売場面積は全都道府県で増加傾向にある。

オ 小売業の事業所数は昭和57年調査をピークにして減少が続いており、平成19年調査では約172万事業所となっている。

第7問 取引制度について(組み合わせ問題)

次のア~オは、取引制度に関する用語である。

ア 店会制
イ 一店一帳合制
ウ 建値制
エ テリトリー制
オ オープンプライス制

[文章]
1.メーカーが卸売業者に、その販売先である小売業者を指定し、小売業者に対してはその仕入先の卸売業者を単一に限定させる。

2.メーカーが出荷する商品の卸売価格や小売価格を決めず、価格設定を小売店など流通業者に任せる。

3.メーカーが設定した流通段階における標準的な取引価格であり、流通チャネルの価格形成過程を維持・管理する。

4.メーカーが、自社商品を販売している卸売業者や小売業者に対して販売促進、情報交換、販売教育などを通じて組織化をはかる。

5.卸売段階を垂直統合してメーカーの専属販売会社とする一方で、小売業者を組織化せずに幅広く取引を行う。

6.流通チャネルを選択する際に、流通チャネルの段階数を基準とする。

7.メーカーが、自社商品の販売エリアを区割りし、販売業者に委ねる。

第8問 コンビニエンスストア(CVS)について(文章穴埋め問題)

次の文章は、コンビニエンスストア(CVS)について述べている。

 CVSは、住宅地への近接した立地、〔ア〕を中心にした品ぞろえ、長時間営業を特徴として消費者に〔イ〕を提供する小売業の店舗形態である。一般的に、CVSの売場面積は〔ウ〕程度であり、取扱品目数は〔エ〕である。そのため効率的な販売および商品調達システムを構築することが重要になる。こうしたことから商圏人口は〔オ〕で事業が成立できる仕組みとなっている。

[語群]
1.利便性
2.約30坪
3.約20,000品目
4.約100坪
5.最寄品
6.約3,000品目
7.買回品
8.約2,000世帯
9.約300世帯
10.低価格

第9問 小売業の店舗形態(組み合わせ問題)

次のア~オは、小売業の店舗形態に関する用語である。

ア 百貨店
イ ドラッグストア
ウ 業種専門店
エ ホームセンター
オ 総合品ぞろえスーパー

[文章]
1.バラエティ型の店舗は、日用雑貨を中心とした商品構成であり、DIY型の店舗は、大工用品や園芸用品を中心とした商品構成となっている。

2.食料品のワンストップショッピング機能を提供する店舗形態であるが、近年ではミールソリューションの提供に積極的に取組んでいる。

3.ある特定分野の商品ラインに取り扱いを限定した小売店で、主として商店街に立地している。

4.弁当類などの食品を中心としてファストフードやグローサリー商品など幅広く品ぞろえし、商品を年間で3分の2程度入れ替えて、商品の高速回転を実現している。

5.重層式店舗とSC形式の2タイプを持ち、衣・食・住の関連商品を一堂に集めたワンストップショッピング機能をメインとして、PB商品の導入を競い合い、粗利益率の向上を目指している。

6.H&BC商品郡を中心として、日用雑貨や食料品などを幅広く品ぞろえし、価格訴求力を強め、売上高の増加を目指している。

7.委託仕入と消化仕入が特徴的であるが、近年では買取仕入による自主マーチャンダイジングにも積極的に取組んでいる。

第10問 卸売業の再編とその背景(文章穴埋め問題)

次の文章は、卸売業の再編成とその背景について述べている。

 近年における卸売業界再編成の主な背景としては、小売業による卸売業の〔ア〕や小売業の業態化への取り組みなどがある。一方、メーカーの取引制度の変化によるものとしては、〔イ〕の廃止や特約店制度の形骸化などがある。
そのために卸売業は、物流システムへの対応など、卸売業本来の機能を強化することが求められている。その物流システムには、さまざまな種類の商品を1台のトラックに混載して納品する〔ウ〕や、卸売業同士が共通する〔エ〕の小売業に対して連携して配送する〔オ〕などがある。

[語群]
1.荷受先
2.一括納品システム
3.グリーン物流システム
4.消費者物流システム
5.選別
6.アローワンス
7.共同配送システム
8.拡大
9.仕入先
10.リベート

模範解答(各2点×5×5問)

 
第6問 2 2 1 1 2
第7問 4 1 3 7 2
第8問 5 1 2 6 9
第9問 7 6 3 1 5
第10問 5 10 2 1 7


2級販売士第38回過去問題(H22年10月10日)

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