第41回2級販売士過去問「マーケティング(1)」
(平成25年10月2日)
第1問 販売促進(正誤問題)
次のア~オは、販売億進について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア 小売業における販売促進のプロセスをコミュニケーション・プロセスとしてとらえた場合、「メッセージの内容」は、「人的販売、広告、パブリシティ、口コミ、セールスプロモーション」などが該当する。
イ コミュニケーション・スペクトラムにおける消費者の反応は、未知から理解を経て認知にいたる。
ウ AIDMAのプロセスに与える広告の影響力は、最初のAの段階では強い力を発揮するが、I、Dと進むにつれ弱くなる。
エ AIDMAのプロセスでは、口コミはDの段階において広告や人的販売よりも大きな影響力をもっている。
オ 広告においては、人以外の電波や印刷物などの非人的な媒体を通してコミュニケーション活動が行われる。
第2問 商標法における商標の定義(文章穴埋め問題)
次の文章は、商標法における商標の定義について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記の語群のうち最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
「商標」とは、文字、記号もしくは立体的形状もしくはこれらの〔イ〕又はこれらと〔ウ〕とのイであって、次に掲げるものをいう。
①業として商品を生産し、〔エ〕し、又は譲渡する者がその商品について〔オ〕をするもの
②業として役務を提供し、又はエする者がその役務についてオをするもの(前号に掲げるものを除く)
【語群】
1.品質
2.販売
3.結合
4.証明
5.サービスマーク
6.一部
7.図形
8.色彩
9.確認
10.使用
第3問 価格設定(正誤問題)
次のア~オは、価格設定について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア 端数価格とは、売価の末尾を意図的に8や9などの数字にして、買い求めやすい印象を与える方法である。
イ インプロプライスのインプロとは、インストアプロモーションの略で、チラシ広告などではなく、店内で告知する特売用の売価のことである。
ウ オープンプライスとは、社会的慣習によって形成された価格、もしくは通念として存在する売価を適用することが望ましい商品につけられる価格である。
エ ドロシーレーンの法則によれば、100品目中18%の商品を安くしたら、85%の顧客が安いと感じる。
オ ベタープライスとは、どんな顧客でも安心して買える価格ゾーンに売価を設定することである。
第4問 小売店頭における消費者の購買決定に関係のある比率(組み合わせ問題)
次のア~オは、小売店頭における消費者の購買決定に関係のある比率である。最も関係の深い文章を、右側から選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。
ア 購買率
イ 立寄り率
ウ 視認率
エ 注目率
オ 来店率
【語群】
1.顧客の苦情を吸い上げ、不満を解消させる。
2.地域の消費者の購買行動について調査する。
3.店内全体の見通しをよくし、回遊しやすくし、店舗での滞留時間を長くする。
4.店舗への吸引力を高め、消費者を店内に呼び込む。
5.買う気が起きるように強く働きかけ、商品の購買を促進する。
6.商品をよく見せて選びやすくすることで、ゴンドラの認知度を高める。
7.売場の訴求力を高め、消費者を売場に近づける。
第5問 小売業の販売促進政策(正誤問題)
次のア~オは、小売業の販売促進政策について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。
ア ISMは、インストアプロモーションとスペースマネジメントで構成されている。
イ CRMは、すべての消費者を対象に、同じ商品をあらゆる店舗で大量に広告宣伝し、販売することを目的としたマス・マーケティングの考え方に立っている。
ウ FSPは、小売店にとって高い利益をもたらす来店客を識別し、その貢献度に応じて特典などを提供する仕組みである。
エ ロイヤルティ・マーケティングやワントゥワン・マーケティングを実施するためには、顧客データベースを構築する必要がある。
オ LTVは、ある顧客が特定の店舗を一定年数利用することで、顧客が得る利益のことである。
模範解答(各2点×5×5問)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 1 |
第2問 | 7 | 3 | 8 | 4 | 10 |
第3問 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 |
第4問 | 5 | 7 | 3 | 6 | 4 |
第5問 | 1 | 2 | 1 | 1 | 2 |
2級販売士第41回過去問(H25年10月2日)
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