第81回2級リテールマーケティング販売士過去問
「販売・経営管理（2）」（平成30年2月21日）
第5問 小切手（文章穴埋め問題）
次の文章は、小切手について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア～オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。（15点）
小切手は、発行者が〔ア〕に充てて一定金額を支払うことを委託する形式の〔イ〕である。
小切手を発行するには、小切手用紙に小切手要件を記載するが、小切手要件には、小切手金額と支払委託、振出日および振出地といった絶対的記載事項と、線引や拒絶証書作成免除といった〔ウ〕などがある。
小切手の呈示期間は、振出日の日付後〔エ〕とされているが、呈示期間の最終日が休日であればその後の初日の営業日まで延長される。また、小切手の債務者に対する債権は、その呈示期間経過後〔オ〕で時効により消滅する。
【語群】
ア １．銀行 ２．振出人 ３．受取人 ４．保証人
イ １．有価証券 ２．売上債権 ３．売掛金 ４．保証書
ウ １．相対的記載事項 ２．有害的記載事項 ３．無益的記載事項 ４．任意的記載事項
エ １．5日間 ２．10日間 ３．20日間 ４．30日間
オ １．1か月 ２．3か月 ３．6か月 ４．1年
第6問 就業管理（正誤問題）
次のア～オは、就業管理について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア 労働基準法では、常時10人以上の労働者を使用する企業に対し、就業規則を制定することを義務付けている。
イ 就業規則に違反すると、懲戒規定にそって注意・戒告・減給・出勤停止などの処分がなされる。
ウ 企業秩序の維持をはかるために、労働者が順守すべき義務やルールを定めたものを業務命令という。
エ 労働基準法で定める所定労働時間に休憩時間は含まれない。
オ パートタイム労働法は、パートタイム労働者の「雇用における男女の均等な機会と待遇の確保」を目的としている。
第7問 人材育成とリーダーシップ（正誤問題）
次のア～オは、人材育成とリーダーシップについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。（15点）
ア 人を評価する際、その人の良い点を見て、他の点も実際より高く評価してしまうことをミラー効果という。
イ 選択型教育とは、特に優れた人材や強化したい人材を選んで集中的に教育を施すタイプの教育である。
ウ キャリアパスとは昇進・昇格のモデル、ある職位や職務に就任するために必要な一連の業務経験と配置異動のルート、人材が最終的に目指すべきゴールまでの道筋のモデル、などをいう。
エ ファシリテーターとは、ワークショップにおいて、中立な立場で問題解決や合意形成に導く司会進行役である。
オ SL理論において、部下の成熟度が高いレベルに達した場合、権限を大きく委譲する指示的リーダーシップを用いる。
模範解答
（各3点×5×2問）
| ア | イ | ウ | エ | オ | |
|---|---|---|---|---|---|
| 第5問 | 1 | 1 | 4 | 2 | 3 |
| 第6問 | 1 | 1 | 2 | 1 | 2 |
| 第7問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 |
第81回2級リテールマーケティング販売士過去問（H30年2月21日）
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