第82回2級リテールマーケティング販売士過去問
「ストアオペレーション(2)」(平成30年7月14日)
第5問 棚卸ロス(正誤問題)
次のア~オは、棚卸ロスについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 棚卸ロスが発生しているか否かを把握するためには、必ず実地棚卸を行う必要がある。
イ 帳簿上の在庫数量が、実地棚卸による在庫数量を上回る場合、棚卸ロスが発生していることを意味する。
ウ 販売機会ロスは、棚卸ロスの発生原因となる。
エ 万引きによるロスや従業員の不正行為は、棚卸ロスの発生原因となる。
オ チェッカーによるPOSレジの登録ミス(スキャニングのし忘れ)は、棚卸ロスの発生原因となる。
第6問 フェイシング(文章穴埋め問題)
次の文章はフェイシングについて述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア~オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(15点)
ゴンドラに〔ア〕を適切に配列する技術のことをフェイシングという。
通常、フェイシングは棚割表にもとづいておこなわれ、ゴンドラ全体の〔イ〕を向上させる〔ウ〕の一環として重要な技術でもある。
フェイシング数を計画する場合、一般的にはアごとの〔エ〕に正比例して決定することが、購買における確率論からして合理的である。
そうした計画的フェイシングを行うことにより、アごとの〔オ〕が平均化され、結果的にゴンドラ全体のオも高めることが可能になる。
【語群】
ア 1.単品 2.PB商品 3.NB商品 4.品種
イ 1.陳列数量 2.コーディネート陳列 3.LSP 4.販売効率
ウ 1.カスタマーリレーションシップマネジメント 2.ナレッジマネジメント 3.スペースマネジメント 4.リスクマネジメント
エ 1.粗利益率 2.販売数量 3.値入率 4.売価
オ 1.在庫数量 2.在庫金額 3.商品回転率 4.商品点数
第7問 グローサリーの理論的発注数量の計算(文章穴埋め問題)
次の文章はグローサリーの理論的発注数量の計算について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア~オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)
次回発注日までの日数が4日、発注から入荷までの日数が2日、安全性からみた最低必要在庫日数が2日、1日の平均販売数量が3個のとき、最大在庫数量は〔ア〕個であり、発注点は〔イ〕個である。
また、前回発注時の在庫数量が10個、仕入数量が6個、販売数量が7個のとき、帳簿在庫数量は〔ウ〕個であり、発注点のイ個を下回っているので発注を行う。そのときの発注数量は〔エ〕個となる。
ただし、ここでの最大在庫数量は、〔オ〕を発生させない最低レベルの理論的な値である。
【語群】
ア 1.12 2.28 3.11 4.24
イ 1.12 2.7 3.3 4.18
ウ 1.23 2.11 3.9 4.32
エ 1.21 2.15 3.33 4.36
オ 1.廃棄ロス 2.過剰在庫 3.デッドストック 4.欠品
模範解答
(第7問:各2点×5×1問)(第7問以外:各3点×5×3問)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第5問 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
第6問 | 1 | 4 | 3 | 2 | 3 |
第7問 | 4 | 1 | 3 | 2 | 4 |
第82回2級リテールマーケティング販売士過去問(H30年7月14日)
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