3級販売士本試験直前はこれをやろう!






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第62回(平成20年7月)3級販売士試験ファイナルチェック

3級販売士の試験が迫ってきました。ここでは、本試験での得点アップ術や注意点を掲載しておきます。一通り読んで、是非、本試験で有効に活用してください。

受験生みなさんの合格をお祈り致します。  

3級販売士 本試験ではこれをやれ!

 

1.解けるものから解く

本試験では、問題の全てが最初に配られます。どの科目から問題を解くかは、受験生に委ねられています。

そこで、基本的なことですが、

  • 自分の得意分野から解く!
  • 自分のできる問題から解く!

これを徹底してください。解けない問題(知らない問題)は、基本的にいくらウンウンうなっても知らないわけですから、がんばっても解くことはできません。まずはできる問題から解く、これが基本です。科目についても、最初からやる必要は全くありません。好きな科目から順次進めてください。

2.とりあえず一通りやる

1に関連していますが、とりあえず解けるものから進めていき、その勢いで一気に全科目進めてしまいます。そこで、一息。

この段階で、あなたの実力でできる問題は一通り解いた状態です。当然、全てをとき終わってはいないと思います。しかし、この段階で解答用紙にできた問題だけマークしてしまいましょう。これは2つの効果があります。

①まだ焦りがないので、マークミスを起こしにくい(ただし、歯抜けでマークしていきますから、細心の注意を払って、マーク箇所を間違えないようにしてください。そのためには良く解答用紙を見ることです。)また、本試験終了間際に一気にマークする場合、最悪マーク途中で時間切れになるようなことがたまにおきますが、それを防止することができます。

②すでにできた問題の数を数えることで、合格までにあと何問正答しなければいけないのか?の判断ができる。これは、最初に解けた問題はそのほとんどが正答しているという経験に基づいています。パッと見で自信を持って答えることができた問題はかなりの確率で正解しています。ですから、それをマークし、数を数えれば今の状態で何割くらいできているのかを把握することが可能となります。

ここで、全科目6割以上ならばほぼ合格確定です。あとは、残り時間を有効に使ってじっくりと残りの問題を考えてみてください。点数をさらに積むことができます。反対に、科目間で6割を切るような科目があった場合、その科目から優先して今度はじっくりと問題を考えることができます。

このように、一度マークという作業を間に挟むことは、マークミスや時間切れの防止に加え、時間をかけなければいけない科目を見極めるために大変役立ちます。

3.迷ったらファーストインプレッション(自分を信じよ)

2つの選択肢で迷うことがあります。この場合、多分これだと思うがこっちも怪しい・・というようなケースがあったら、多分これだと思うの方を優先的に採用してください。試験ではかなり紛らわしい語句や内容を引っ張り出してきて受験生を誘惑します。

しかし、自分が多分これだろう、と思ったその感覚を重要視した方が得点可能性が高いです。迷ったら、自分の思いを採用してください。 

4.全く知らない問題がでやがった・・・

よくあるケースです。前回は、リボンのような特殊な問題が出ています。過去問はしっかりと目を通しましたか?過去問を分析してみると、なんじゃこりゃ?という内容が必ず1問は含まれているように思えます。

これは、他の試験でも同様の傾向です。おそらく、受験生の精神状態を錯乱させるための手段であると思われますが、できなくても気にする必要はありません。また、まったく全部できないということではないと思います。基本的に、販売士の試験は記憶力も重要ですが、文章の穴埋め問題などは、その穴の前後関係を良く読むことで正答を簡単に導き出せるものも多いです。

問題を繰り返し読め!としつこく言っていたのは、このような問題の得点率を高めるためでもあります。いずれにしても、何問奇問珍問が出ても数題です。それができなければ合格できないということではありませんので、「でやがった」くらいに考えてやり過ごしてください。そこで動揺してしまうと、試験問題を作った人の思うつぼです。

基本的に、あなたがしっかりと問題をやっていたにも関わらず、知らない問題が出たとしたら、それはあなた以外の全員も知らない問題です。合否には影響を与えませんので安心してください。

その代わり、難問が出た科目ではそれ以外の問題が極端に簡単になるケースがありますので、その簡単な問題を落とすと命取りになります。落ち着いて対処するようにしてください。

5.どうしても覚えられないものはこうしろ!

どうしても覚えられない計算式などがたまにあります。そのようなものは、本試験直前の試験官から「机の上を整理してください」と言われるまで必死で覚えます。その後も問題用紙が配られ、説明を受けている間も頭のなかでつぶやいておきます。

そして、「始め!」の合図と共に一気に覚えている式を問題用紙や解答用紙の隅に書き出します。こうすれば、その式が出るかどうかは別として、とりあえず覚えているのと同じ効果があります。

※ただし、「始め」の前に、解答用紙の受験番号や名前だけ先にマークをさせられる場合があります。この場合、まだ試験が始まっていませんから、この段階で覚えていることを書き写すと「カンニング」となり失格ですから、注意してください。

この技は、あくまで本試験が始まったと同時に実行しなければ、カンニングという今までの苦労を水の泡にしてしまいます。どうしても覚えれらない時だけに限定して使うのがよいでしょう。私もたまに使いますが、たいてい名前を事前に書かせる試験ではその段階でせっかく覚えていたのにわすれてしまったりします。。。

6.正誤問題は要注意

正誤問題とは、1と2のみで答えさせる問題です。この問題形式の場合、全て1になる、あるいは全て2になる解答はありません。そのような解答になった場合、どこかが必ず間違っていますので再確認してください。

仮に、すべての選択肢が難しくて、全部の問題を感で解かざるを得ない状況になったとしても、全てを同じ数字で埋めるのはご法度です。

7.落ち着くものがあるなら持参する

試験に精神論を持ち込むのはあまり好きではありませんが、やはり本試験では正常な判断ができないほどの緊張感があります。そこで、何かお守りがある、お守りでなくてもそのような類のものがある人は、持っていくと精神的に落ち着きますよ。

通常ですと、本試験では通常の実力の80%ぐらいしか発揮できないことが分かっています。その理由は、緊張や不安が主なものですが、少しでも普段の実力を発揮したいならば、道具に頼るのも一考です。

8.他の受験者をあまり見ない

これは他の受験者の答案を見ないということではありません。それをやったらカンニング行為となり、失格です。本試験と言うのは、表現がとても難しい一種の空気が流れています。この空気は、たまに過度に受験生を刺激することがあります。

その大きな要因は、他の受験生を見ると頭がよさそうに見えることからきます。理由は分かりませんが、なぜか隣の受験生が賢そうに見えるものです。そのような精神状態では、試験を受ける前から威圧されてしまいますから、できるだけ周りの受験生を見ない方が得策です。

9.自分の解答を問題用紙に残しておく

解答用紙は回収されますが、問題用紙は持ち帰りができるはずです。そうだとすると、問題用紙に自分がどう解答したのかをメモをしてくることで自己採点を行うことができます。

販売士のスクールはあまり多くはありませんが、ネットで検索をすると当日の夕方か翌日には模範解答がアップされます。たとえスクールがアップしなくても、日経MJに近々に公開されますから、解答を是非メモってきてください。それがあれば、合格の有無をすぐに判断でき、発表までのもやもや感を解消できます。(合格ボーダーにいる、あるいはボーダー以下の人はむしろストレスが溜まりますけど)

一般的に、試験に手ごたえがあった、自信がある人の方が自己採点に興味を持つようです。今回は10月に2級の試験が控えており、3級の合格をした人(しそうな人)には是非2級もがんばっていただきたいところです。そのためには、自己採点をすれば本試験の結果を待たずして学習を開始することができるなど、メリットのほうが多いですから、自己採点はすることをおすすめします。   

持ち物はお忘れなく

本試験に忘れ物をすると、たとえそれが替えの鉛筆(シャーペン)であっても動揺してしまいます。日常生活でも財布を忘れると別にお金を使わなくてもブルーじゃないですか。忘れ物はないように、前日に確認しておいてください。当日ではダメですよ。

意外と朝は時間がなかっり、あせっていたりで正常な判断ができない状態に置かれていることが多いです。必ず必要なものを前日にチェックしてください。基本的なことですが、鉛筆(シャーペン)や消しゴムなどの消耗品は予備を持っていきましょう。シャーペンは特に芯のチェックもお忘れなく。

がんばれ受験生!

落ち着いて本試験を受けてください。くれぐれも落ち着いて。
合格したら、是非合格体験をメールで教えてください。
個人情報に触れない程度でこのサイトでご紹介させて頂きます。
あなたの貴重な合格をみんなでお祝いしましょう!

そして、次は2級だ!



第62回(2008年7月)試験対策情報
本試験最終ポイントチェック

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