3級販売士第64回過去問「小売業の類型(2)」
(平成21年7月11日)
第6問 フランチャイズチェーン(FC)について(正誤問題)
ア フランチャイズビジネスでは、特権を与える者を「フランチャイザー」といい、フランチャイズビジネスに加盟する企業を指す
イ 本部は、店舗運営に関わる商品やすべてのノウハウをパッケージにして、加盟店に提供し、加盟店はその見返りとして、ロイヤルティを本部に支払う
ウ FC加盟のメリットの一つとして、単独経営に比べて従業員の確保や育成が比較的容易である点があげられる
エ 本部のメリットの一つとして、少ない投資額で急速にチェーン規模を拡大することができ、仕入の上でスケールメリットを獲得できる点があげられる
オ FCにおいては、本部と加盟店はまったく別個の存在であり、契約は一対一で独立して行われる
第7問 訪問販売について(文章穴埋め問題)
訪問販売には、店舗販売と比較して、①[ア]を自由に設定できる、②[イ]を訪問して販売活動を行うことができる、などの特徴があり、売上高上位の商品としては、[ウ]や健康食品などがあげられる。しかし、近年では、既婚女性の働くケースが増加したことや[エ]が進んだことによって[オ]が低下し、訪問販売の年間販売額は、減少傾向にある。
[語群]
1 店舗レイアウト
2 在宅率
3 通販メーカー
4 台所用品
5 可処分所得
6 核家族化
7 見込み客
8 ファッション志向
9 化粧品
10 商圏
第8問 ボランタリーチェーン(VC)について(穴埋め問題)
ボランタリーチェーン(VC)とは、自店の繁栄のために、同じ目的を持つ複数の中小小売店が[ア]に組織化した共同体である。VCに所属する加盟店は、あくまで[イ]であるが、本部の運営には積極的に[ウ]することが義務付けられている。本部では、[エ]の展開によって加盟店が必要とする商品を有利な条件で導入したり、個々の店舗では習得が難しい[オ]を共有化したりして、加盟店を支援する。
[語群]
1 商圏
2 共同販売
3 自主的
4 共同仕入
5 競争
6 店舗運営ノウハウ
7 暫定的
8 参加
9 独立自営
10 同一資本
第9問 総合品ぞろえスーパー(文章穴埋め問題)
従来、総合品ぞろえスーパーは、[ア]の建物に衣・食・住の日常商品を[イ]で品ぞろえし、[ウ]の代表的な小売業態と位置づけられてきた。しかし、近年、他の専門業態にシェアを奪われ始めており、[エ]などの業態への移行や[オ]の拡大・強化に取り組んでいるチェーンも多い。
[語群]
1 プライベートブランド商品
2 ワンストップショッピング
3 重層化
4 ブランド主体
5 フルライン
6 500㎡以下
7 ストレスフリーショッピング
8 ホールセールクラブ
9 法人外商
10 スーパーセンター
第10問 ショッピングセンターについて(正誤問題)
ア 社団法人日本ショッピングセンター協会の定義によると、「ショッピングセンターとは、一つの単位として計画、開発、所有、管理運営される商業・サービス施設の集合体で、駐車場を備えるもの」をいう
イ キーテナントとは、ショッピングセンターなどで集客を高めるためのブランド(商標)のことである
ウ 日本のショッピングセンターの総売上高は、全小売業の総売上高の2割程度を占める勢力となっている
エ アメリカのショッピングセンターの総売上高が全小売業の総売上高に占める割合は、日本のそれの2倍となっている
オ 日本のショッピングセンターの総数は、約1,000箇所となっている
解答例
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第6問 | 2 | 1 | 1 | 1 | 1 |
第7問 | 10 | 7 | 9 | 6 | 2 |
第8問 | 3 | 9 | 8 | 4 | 6 |
第9問 | 3 | 5 | 2 | 10 | 1 |
第10問 | 1 | 2 | 1 | 2 | 2 |
3級販売士第64回過去問題(H21年7月11日)
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