3級販売士第73回過去問「小売業の類型(1)」
(平成26年2月19日)
第1問 日本の流通機構(正誤問題)
次のア~オは、日本の流通機構について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(12.5点)
ア 商業統計調査によると、全小売業の店舗数は、1991年から2007年にかけて減少している。
イ 商業統計調査によると、全小売業の売場面積は、1991年から2007年にかけて減少している。
ウ 平成19(2007)年商業統計調査によると、業種別店舗数の構成比は、織物・衣服・身の回り品小売業が最も高い。
エ 平成19(2007)年商業統計調査によると、就業者数4人以下の零細小売店は、店舗数で全体の約9割を占める。
オ W/R比率とは、中間流通の多段階性を示す比率であり、一国の卸売の売上高全体を小売の売上高全体で割った数値である。
第2問 海外で開発された店舗形態(正誤問題)
次のア~オは、海外で開発された店舗携帯について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(12.5点)
ア スーパーセンターは、フランスで開発された店舗形態であり、カルフールの主力業態である。
イ ホールセールクラブは、米国で開発された店舗形態であり、ウォルマートやコストコなどが店舗展開している。
ウ アウトレットストアは、過剰在庫品や、サイズ構成が不ぞろいの半端ものなどを、正規商品よりも廉価で販売する業態である。
エ ハード・ディスカウンターは、ドイツで開発された店舗形態であり、食品と日用雑貨のPB商品を中心に、限定した品ぞろえとなっている。
オ キャッシュ&キャリーの販売対象はほとんどが消費者である。
第3問 フランチャイズチェーン方式(正誤問題)
次のア~オは、フランチャイズチェーン方式について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(12.5点)
ア フランチャイズチェーン方式では、本部企業を「フランチャイジー」、加盟店を「フランチャイザー」と呼ぶ。
イ 本部企業は加盟店に経営ノウハウや、商品供給システムを提供し、加盟店は本部企業にその対価としてロイヤルティを支払う。
ウ フランチャイズチェーン方式を採用することで、本部企業は、直営によるチェーン展開よりも早く店舗網を拡大することができる。
エ フランチャイズチェーン方式を採用する小売チェーンには、総合品ぞろえスーパーがある。
オ 一般社団法人日本フランチャイズチェーン協会の2011年度の調査によると、フランチャイズチェーン方式をとる小売りチェーン(企業)数は300を超えている。
第4問 チェーンストア(正誤問題)
次のア~オは、チェーンストアについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(12.5点)
ア チェーンオペレーションとは、本部が統制下にある店舗を標準化した方法で画一的に運営することである。
イ チェーンオペレーションの目的の1つは、ローコストオペレーションを実現することである。
ウ チェーンストアでは、仕入の決定権は各店舗にある。
エ チェーンストアは、一括集中仕入方式を採用することで、バイイングパワーを発揮できる。
オ チェーンストアは、店舗での作業を標準化するために、マニュアルを活用している。
解答例
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 |
第2問 | 2 | 1 | 1 | 1 | 2 |
第3問 | 2 | 1 | 1 | 2 | 1 |
第4問 | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 |
3級販売士第73回過去問(H26年2月19日)
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