3級販売士第74回過去問「小売業の類型(1)」
(平成26年7月12日)
第1問 流通機構における小売業の位置付け(正誤問題)
次のア~オは、流通機構における小売業の位置付けについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 小売業とは、主として最終消費者に直接、商品を販売する事業所のことである。
イ メーカーが、通信販売などで消費者に直接販売する場合、このメーカーは、小売機能を担っている。
ウ 流通機構の最終段階に位置しているのは消費者であり、卸売業は、流通機構の中間段階に位置している。
エ 商業統計調査において、ガソリンスタンドは、小売業に分類される。
オ 商業統計調査において、主として事業者に無店舗販売を行う事業所は、小売業に分類される。
第2問 日本の流通構造(正誤問題)
次のア~オは、日本の流通構造について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 流通構造とは、商品がメーカー(生産者)から卸売業へ渡るまでのしくみのことである。
イ 日本の流通構造の特徴は、零細性、過多性、多段階性、と形容されてきた。
ウ W/R比率とは、一国の製造業の販売額(売上高)を卸売業の販売額(売上高)で割った数値である。
エ 商業統計調査における全国の小売業の総店舗数は、近年、一貫して減少している。
オ 日本の小売店舗密度は、アメリカの小売店舗密度と比較すると、単位面積、人口当たりともに高くなっている。
第3問 卸売業の機能(正誤問題)
次のア~オは、卸売業の機能について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 卸売業が、小売業と取引して集めた情報をメーカーに伝えることを情報伝達機能という。
イ 卸売業が、小売業務の一部を機能代行することをリテールサポート機能という。
ウ 卸売業が、メーカーから商品を仕入れて小売業と取引することを物流機能という。
エ 卸売業が、小売業に対して各種の経営指導を提供することをアソートメント機能という。
オ 卸売業が、場所的隔たり、時間的隔たり、品ぞろえの隔たりなどを解決することを受給結合機能という。
第4問 小売業の業種と業態(正誤問題)
次のア~オは、小売業の業種と業態について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 生産者の立場にもとづいて取扱商品別にビジネスを規定する小売業の経営形態のことを業態という。
イ 顧客の商品の使い方を基準としてビジネスを規定する小売業の経営形態のことを業種という。
ウ 一般的に小規模な肉屋、魚屋などは、業種店である。
エ 業態においては、一般的にターゲット顧客が設定されている。
オ コンビニエンスストアやホームセンターや、業種に分類される。
解答例
第1問~第4問:各3点×5×4問
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第1問 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 |
第2問 | 2 | 1 | 2 | 1 | 1 |
第3問 | 1 | 2 | 2 | 2 | 1 |
第4問 | 2 | 2 | 1 | 1 | 2 |
3級販売士第74回過去問(H26年7月12日)
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