第80回 3級リテールマーケティング販売士過去問
「ストアオペレーション(2)」(平成29年7月8日)
第5問 ゴンドラディスプレイ(文章穴埋め問題)
次の文章は、ゴンドラディスプレイにおける見やすさと触れやすさの範囲について述べている。文中の〔 〕の部分に、下記に示すア~オのそれぞれの語群から最も適当なものを選んで、答案用紙の所定欄にその番号をマークしなさい。(10点)
日本人の平均身長を考慮すると、ゴンドラ什器にディスプレイされた商品が最もよく見える範囲は、〔ア〕を中心とした〔イ〕程度までの高さといえる。しかし、顧客がゴンドラの前に立って商品を選択する際は、〔ア〕よりもやや〔ウ〕にディスプレイされた商品が対象となりやすい。
つまり、手に触れやすい範囲の商品を選ぶことが多く、それは〔ア〕よりも〔ウ〕である〔エ〕を中心とした高さである。
また、手は届いても〔イ〕以上の高さの場合、商品に触れにくく購買に結び付きにくいため、商品を〔オ〕するスペースなどに用いられることが多い。
【語群】
ア 1.ゴンドラエンド 2.目線 3.前進立体陳列 4.ゴールデンライン
イ 1.60cm 2.100cm 3.170cm 4.210cm
ウ 1.広いスペース 2.狭いスペース 3.高いスペース 4.低いスペース
エ 1.平台 2.膝 3.アイランド 4.腰
オ 1.ストック 2.返品 3.加工 4.発注
第6問 ディスプレイの基本パターン(正誤問題)
次のア~オは、ディスプレイの基本パターンについて述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア ハンガー陳列は、商品を畳んでディスプレイする必要がないので小売店では陳列作業が効率的にでき、顧客にとっては商品に触れやすいといったメリットがある。
イ フック陳列は、ジャケットやスーツ、コートなどの商品に適したディスプレイ・パターンである。
ウ ショーケース陳列は、対面販売方式よりもセルフサービス販売方式に適したディスプレイ・パターンである。
エ ステージ陳列は、店内におけるクローズアップ・ポイントをつくることが主なねらいであり、ショーウィンドゥ的な役割を果たす。
オ カットケース陳列は、主として宝飾品などの高額商品に適したディスプレイ・パターンである。
第7問 ファッション衣料品のディスプレイ技術(正誤問題)
次のア~オは、ファッション衣料品のディスプレイ技術について述べている。正しいものには1を、誤っているものには2を、答案用紙の所定欄にマークしなさい。(15点)
ア 三角構成は、形や大きさが異なる複数の商品を空間コーディネートする場合に適している。
イ リピート構成は、同じ陳列展開を繰り返して見せるディスプレイパターンである。
ウ シンメトリー構成は、躍動感や斬新な感じを演出するのに適している。
エ カラーコーディネートする際、色づかいが派手目な商品に、赤いスカーフを巻くといったアクセントカラーを使うと、メリハリ感を演出できる。
オ 隣接してディスプレイする商品同士の色づかいに明確な違いがみられないようなとき、その商品同士を分離させてメリハリをつけることをグラデーションという。
解答例
(第5問:各2点×5×1問)(第5問以外:各3点×5×3問)
ア | イ | ウ | エ | オ | |
---|---|---|---|---|---|
第5問 | 2 | 3 | 4 | 4 | 1 |
第6問 | 1 | 2 | 2 | 1 | 2 |
第7問 | 1 | 1 | 2 | 2 | 2 |
第80回3級リテールマーケティング販売士過去問(H29年7月8日)
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