苦手問題を潰して得点をアップさせる






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第65回3級販売士1ヶ月最短合格法!4週目は問題攻略の最終調整

1ヶ月で3級販売士に合格する(4週目)

1ヶ月で3級販売士に合格するための過ごし方第4週目です。

いよぃよ仕上げの時期に入っていくことになりますが、実は、今までとやる「内容」も「方法」も変わりません。つまり、手持ちの問題集を「読んで」そして「解く」ということを今までと同じように繰り返す。ただそれだけです。難しく考える必要もありません。同じことをひたすら続けること、これが資格試験の勉強の本質なのです。

問題集と過去問を最低2回【解く】

3週目同様に、問題集と過去問を「解く」という作業を繰り返していきます。既に、多い人は5回転ほど問題を回している状態であり、8割程度の問題を難なく解くことができると思います。実は、ここに狙いがありました。

「読む」と言うことを1週目・2週目で繰り返すことで、どのような内容の問題が、どのように出題されていくのかを把握していく。そして、それをある程度早いペースで繰り返していくことで、全体像を把握し、言葉や内容を森から個別の木へと落とし込んでいく。

これらの作業を繰り返し行うだけで、合格に必要は知識を押さえることは可能です。

そして、3週目では「解く」という作業を行っていきました。既に数回読んでいる問題ですから、多くの問題を難なく解くことができたと思います。しかし、中にはまだ不十分な知識もありますから、全てを解くことができたわけではありません。

そこで、解けた問題に○などチェックをしていって、どの問題が自分にとって現状説くことができないのかを判断する仕掛けを取り入れました。

第4週目では、まずは全てを1回転させながら、また○・△・×のチェックをしていきます。そうすると、3週目で×だったものが、○になったり、今まで○だったものが、△や×になることがあります。

この場合、3回以上○になった問題は、今の時点でほとんど記憶として定着しています。ですから、2回転目では×や△になったものに絞って最終チェックを行っていきます。

全科目満遍なく得点する力をつける

連続して3回程度○になった問題数を科目ごとに数えていき、最も○の少ない科目が、俗に言う「苦手科目」ということになります。

ただし、3級販売士の場合にはそれほど科目間で難易度の高低はありませんので、苦手科目と言っても、例えば「計算問題が苦手」ということが多いようです。そして、計算問題が苦手な場合には、何回も繰り返しやったのに苦手だということではなく、それほど力を入れていないので結果的に苦手になっているというケースがほとんどです。

つまり、「他の問題に比べてやった量や集中力などが甘いので結果的に苦手になっている」という状況です。この場合、苦手と言うことではなく、単純に他に比べて「量が少ない」ということが多いので、他よりも優先してかつ回数も多めに繰り返すことで、苦手科目ではない状態にすることができます。

要するに、「計算問題は面倒だから後でやろう」ということが積み重なって結果的に苦手科目になっているということです。これは、直前期に繰り返すことで克服することができますので、何の問題もありません。

科目間のバランスを排除する

科目間で大きくバランスが崩れている場合、得点が伸びない科目を優先して着手してください。販売士検定の場合には、科目間でバランスよく得点をすることが要求されます。A科目で90点、B科目で30点、計120点取るよりも、A科目で60点、B科目で60点、計120点取る方が良いのです。

直前期には、特に勉強に飽きてくる人もいます。また、焦りを感じる人もいます。人によっていろいろな状況や感情の中で直前期に突入していきます。

状況はバラバラであっても、やはり、自分に自信を付けたいという理由から、「得意科目をやりやすい」傾向にあります。誰でも、できない問題をやるということよりも、できる=好きな問題(科目)を解いていたほうが楽しいですし、実際にそのような傾向が見られます。

しかし、クドイですがバランスが重要です。既にある程度点数が取れている科目は、本試験でもある程度の得点が取れる可能性が高いのです。同じように、今の時点でそれほど得点が伸びていない科目は、本試験でも得点が伸びない可能性が高いのです。

一方、今の段階で○がたくさんついている科目をこれ以上しつこくやっても、それほど全体の点数は伸びません。90点の実力を100点に上げるということは簡単ではありません。しかし、50点の科目を70点に上げることは意外と簡単なのです。

だからこそ、○や×などのチェックをした意味があるのです。学校などでテストなどを受けない、いわゆる独学者が多い販売士検定では自分の力を客観的に把握すると言うことがおろそかになりがちです。しかし、○などをつけることで客観的に自分の実力を知ることができるわけです。

是非、チェックした事実を有効に活用してください。チェックをしていない人は、自分の得意科目(点が取れる科目)とそうでない科目の判断ができない状態です。この場合、重要な直前期において勉強の方向性を組むことができないでいます。

あなたがしっかりとチェックをしていたとしたら、非常に大きなチャンスです。バランスの良い、科目ごとの学習を行うようにしてください。

残り時間はまだまだあります。とにかく、ひたすら問題を繰り返して、嫌になるくらいしつこく問題に食らいつくようにしてください。

これからは、頭の良さや記憶力の良さは無関係の領域に突入します。飽きても、嫌になっても、それでもロボットのようにひたすら問題を繰り返すことができる人が合格を手に入れることができます。

3級販売士は落とす試験ではありません。しっかりと勉強した人を受からせるための試験です。

3級販売士の合格を祈念しております。



第65回(2010年2月)3級販売士試験対策情報
3級販売士1ヶ月最短合格法
3級販売士のよくある質問

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