発想を変えて記憶力を捉え直してみる







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記憶力で悩まない

資格試験の勉強を進めていくと、「記憶力」について悩みが出てきます。

自分は記憶力が悪いのではないだろうか?
人に比べて暗記力に劣る・・・

このような悩みはほとんどの人が経験します。そのため、記憶力を高める方法もたくさんあり、いわゆる巷に存在する暗記法などに代表されるものが流行するケースもあります。

記憶力を高める方法はたくさん紹介されているようですが、経験的に言うと、どれもが「テクニック」に終始しています。例えば、映像としてイメージしたり、替え歌で覚えていくというのは典型的なものですが、結局のところ記憶力を高めるというよりも、より記憶を持続させるためのテクニック的な要素が濃いものと言えます。

一方で、人間の記憶力はそれほど人によって大差がないことも分かっています。つまり、「自分は記憶力が悪い」と思う必要はない、ということです。もっと言えば、記憶力について悩むこと自体が無意味であり、そのような時間があるならば、勉強に費やした方が遥かに生産性が高いと言えます。

日本語を話すことができるのに何回で覚えたか

そもそも我々は日本語を自在に使っていますが、これは何回覚えようとして使いこなせるようになったのでしょうか?

1回?それとも5回?いや、10回?

この問いに対する答えの回数はそれほど重要ではありませんが、少なくても10回程度でマスターしたという人はいないはずです。小さい頃から、毎日親や周りの大人が話す日本語を聞き、幼稚園・小学校と毎日のように授業を受けてようやく使いこなせるようになっています。

この間、覚えては忘れることの繰り返しだったはずです。つまり、我々はそもそもそれほど簡単に何かを覚えることができる訳ではありません。1回や2回で覚えることなど到底無理なわけです。

だとすると、本来の記憶力と言うのは誰しもそれほど高いわけではなく、「反復」こそが重要だと言えそうです。一見、記憶力が超人並みの人がたまにいますが、それらの人であっても陰では繰り返し反復すると言う努力を惜しんでいないはずなのです。

人間の忘却については、それほど大差はありません。覚えようとしても、次の日にはほとんどの内容を忘れてしまいます。これは、あなただけでは決してありません。多くの合格者も、あなたと同じ記憶力の中で、機械的な学習を続けることで合格を勝ち取っているのです。





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