作問者は一筋縄ではいかないほどの巧みな罠を仕掛けている







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作問者の罠にはまらない

資格試験の本試験は、ほとんどが過去問題がベースとなって作問されています。ですから、ほとんどの受験生はしっかりと過去問題の対策を行ってくるわけです。

しかし、それを見越したように本試験の作問者(出題者)は巧妙な罠を仕掛けてくることがあります。

もちろん、冷静に落ち着いて問題文などを読んでいれば大丈夫なのですが、ただでさえ緊張して冷静さを失っている状態ですから、事前にどのような罠があるのかを知っておくことも重要でしょう。

ここでは、典型的な作問者・出題者の罠をご紹介しておきます。

いきなり難問が並ぶ

良くあるパターンですが、最初の1~2問が今までとは全く異なるパターンの問題が出題されるケース。これにより、受験生は「今年の問題は非常に難しい」「傾向が変わった」と錯覚あるいは正常さを失い、混乱してしまうケース。よくよく3問目以降を眺めてみれば、基本的な問題のオンパレードで、最初の数問を除けばあとはいつもよりも簡単な問題だったということが多い。

このようなケースの場合には、しっかりと事前にどのような問題が全体で出題されているのかをチェックしていないことが原因です。いきなり問題を解き始めるのではなく、最初から最後まで全部の問題に目を通して、出題内容を把握し、できる問題から着手するのが合格のためには必要です。

難問は必ず出題されますが、解けなくても合否には影響しません。むしろ、考えされることで時間を浪費させようという出題者の罠である可能性が高いです。例え、時間を掛ければ解けるという問題であっても、難問の予感がした場合には、他の解きやすい問題から解くようにしてください。

単位が異なる

簿記や会計など単位を扱う問題に多い、いわゆる引っかけ問題というものです。本試験の問題文には全て千円単位で記入されており、自信を持って解答した答えの欄は「円」になっていたというもの。これは、なんともせこい!と言いたいところですが、単位が違う限りゼロ点でも文句は言えません。

このような問題に限って、非常に簡単であり、こんなに簡単で良いのだろうか?と拍子抜けするようなケースが多いです。しかし、以外にも解答欄に罠に仕掛けられていた・・・ということです。

上記のケースは単位ですが、それ以外にも似たような引っかけ問題は結構あります。また、小数点四捨五入や端数切捨てなど、問題文にある指示にはしっかりと従うようにしてください。

普段できることが緊張等の理由によりできなくなるのが本試験です。本試験では何が起こるのか分かりません。それに備えて、普段から本試験を受験するつもりでテストを解いたり、時間を計ったりと万全の準備をしておくようにしてください。普段できていないことが本試験でできなくなってしまうという可能性はありますが、普段できていないことが本試験でいきなりできることはありません。





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