公務員試験って受験料はいくら?







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独学の場合、何から始めればよいでしょうか

公務員試験は就職試験と同じ

公務員試験の受験生は、そのほとんどが併願を行っています。地元で安定した職に就くため、長く働くため、福利厚生に恵まれた職場で働きたい・・・動機は様々ですが、基本的にこれらの条件を満たす公務員試験は必ずしも一つとは限りません。

むしろ、多くの場合、複数の選択肢があります。通常は「○○市役所に勤めたい」ということよりも、公務員になりたいという動機の方が強いと思います。それはそれで全く問題ないわけですが、そうだとするとリスク回避という意味でも併願受験、すなわり複数の公務員試験を受験する公務員受験生が圧倒的に多くなります。

この場合、気になるのは受験料がいくら掛かるのか?ということですが、受験料は無料です。これは、公務員試験はその性質を就職試験と同視できるからです。民間企業の就職試験・転職試験で受験料を徴収する会社はありません。ゼロではないかも知れませんが、基本的には無料です。これは、自分の会社で働いてもらうという意味合いもあるのでしょう。公務員試験も本質的には就職試験と同じであると考えることができますので、受験料は掛かりません。

受験料より交通費に注意

公務員試験は受験する時に受験料は基本的に発生しません。しかし、受験するためには試験会場に行く必要があり、そのための交通費は自己負担となります。

就職の売り手市場(労働者に有利な状態)の時代には、交通費を企業側が負担すると言うことも珍しくなかった訳ですが、公務員試験の場合はそのようなことはありません。基本的に公務員試験の場合には常に買い手市場となっていることからも、交通費を支給されるということは受験の際にはありません。(最終合格や内定が出た段階に行うイベントや事前研修などでは支給される場合があります)

交通費には注意が必要です。公務員受験生は併願をすることは当たり前となっていますが、この場合交通費の負担はバカになりません。例えば、地元の市役所だけを受験するのであればそれほどの金額にはなりませんが、国家公務員を併願するとなると現在の居住地によっては相当な出費になる可能性があります。

同様に、東京などの大学で勉強をしている人が、地元の試験を受験するような場合には往復するだけでかなりの交通費を覚悟する必要があります。これが、何箇所も続けば相当な額になる可能性があります。

また、公務員試験は1回の受験だけで終わるわけではありません。少なくても2次試験まではありますので、2回は往復するということになります。受験するところによっては、3次試験+体力検査を別日に行うとなると、4次試験まであるのと同義ですから4往復です。かなりの負担ですね。

また、国家Ⅰ種や国家Ⅱ種試験の場合には、官庁説明会や官庁訪問などを行う必要があります。国家1種や国家2種は基本的に合格=内定ではなく、合格=採用へのパスポート取得ですから、訪問等を考えると移動に時間も交通費もかなりの額を要します。特に、地方居住の人が国家Ⅱ種試験に合格して、東京などで勤務したい場合には東京で一定の期間内定を取るために居住するくらいの覚悟が必要です。

公務員試験に受験料は必要ありませんが、交通費は積もっていくと結構大きな額になります。だからと言って、1次試験に合格したにも関わらず2次試験は辞退するとか、併願の公務員試験を絞り込むということはできるだけ避けたいものです。そのためにも、ある程度の資金を用意しておいた方が良いでしょう。しっかりと公務員試験に合格すれば資金は回収できるのです。




公務員試験に関するよくある質問


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