税理士試験の上級者っていったいどんな人たちだ?







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呪い?呪縛?受験上級者たちの闇の世界

魅惑の税理士試験にとり憑かれた上級者たち

1年で1科目づつ、5年で税理士だ!というように誰でも最初は言うのだが・・・

実際にはそんなに単純な話ではない。学生や無職でかなりの時間を税理士試験のために費やすことができれば別として、通常の社会人であれば、5年で税理士試験の5科目を取得すればまさに「神」の領域である。

科目合格制度と言われれば、一見すると簡単そうなイメージがあるが、科目合格制度の存在自体が税理士試験を超難関にしているのが実態である。

超難関であるから、合格するのは一握り。1科目ごとの合格率は10%なのだから、それを5科目取るための最終的な合格率は2%ということになる。

ほとんどの受験生は、再挑戦組みであり、特に税法には超人的な受験者がウヨウヨしている。彼らを、一般的に「上級者」と呼ぶ。普通に考 えれば、合格しているわけでもないのだから、上級や初級と言う区別はまるで意味がないのだが、資格受験予備校の戦略的な呼び方として「上級者」が定着し た。

資格学校の戦略にあたかも乗せられるように、上級者は上級コースへと進む。しかし、この上級コースがなかなか曲者で、必ずしも合格率が高いというわけでもない。何とも不思議なコース設定なのである。

ところで、上級者の行動特性を見ていこう。

受験料を支払う時期になると・・・

今年も来ました「税理士試験の願書提出」。上級者は慣れたもので、申込締切日のギリギリに提出するケースが多い。しかも、税理士試験 は他の資格試験に比べてそれほど高いわけではないのに、なぜか、受験料がもったいないと思ってしまう。(数年前は、何科目受験しても2,500円だった)

まともに考えれば、1年に1回しかない税理士試験、支払う受験料が高いという考え方はあっても、「これだけあれば飲みに行ける」と 思ってしまう。もちろん、願書を提出するのが面倒になったり、願書の文字が崩れたりする場合も含めて、あなたが同じようになったとしたらそれは立派な税理 士試験の上級者への仲間入りである。

1科目で10年ハマル

税理士試験の上級者はなぜか1科目にハマル傾向にある。リーチの状態で、簿記論にはまること10年!まさに、上級者である。

税理士試験の勉強方法を知り尽くし、戦い方を十分に知っているのに特定の科目でハマッテしまう。まさに税理士試験は悪魔の試験といわれる所以である。しかし、上級者はもちろんあきらめることはしない。毎年、8月の最大の行事が税理士試験なのである。

受講料の積み立てをする

税理士試験は何ともお金の掛かる試験である。独学での挑戦は非効率であり、ほぼ9割程度の受験生が何らかの受験予備校を活用している。もちろん、上級者も例外ではない。

上級者は、毎年の受講料支払いに備え、受講料の積み立てをしているものだ。1年でも早く合格すれば受講料は不要になることは分かっていながらも、受講料の積み立てを怠ることはない。

上級者はお金の掛かる存在なのである。

やたら資格学校・税理士講座に詳しい

税理士の受験対策を行う資格学校、受験予備校は結構たくさんある。大手はもちろん、小規模なものまで含めると相当な数だ。

税理士試験の上級者は、資格学校、受験予備校の情報には相当詳しい。それは当然だ、いろいろな学校を利用しているし、通学講座も通信講座もあらゆる勉強方法を試しているからである。

どこの学校で予想が的中したのか、どの講師が良いのかまでリサーチ済みである上級者も多い。しかし、そんな素晴らしい情報をたくさんもっていながらも、相変わらず上級者のままだ。ここに、税理士試験が悪魔の資格試験といわれる理由がある。

本試験場で

税理士試験の上級者の強みは本試験場で発揮される。あなたの周りの受験生で、以下に該当する人がいればそれはまさに税理士試験の上級者である。

耳栓、アイスノン持参

税理士試験の上級者たるもの、自分の世界に入り込むために耳栓は必須のアイテムである。(ただし、最近は禁止の場合もある)

耳栓は「イヤー・ウイスパー」が定番であり、耳によくフィットする。2時間と言う本試験を自分流の戦い方で攻め入るためにも、イヤー・ウイスパーは上級者にとって極めて重要なものである。

同時に、暑さ対策も万全にしなければならない。そこで、休憩時間用に「アイスノン」を額に当てる。これが何とも爽快で、せっかく暗記した理論を忘れるほどのインパクトがある。

以前の税理士試験と言えば、夏のくそ暑い中、エアコンすらない部屋にぎっちりと受験生が集められ、まさに灼熱地獄の勝負であった。必死に書いた理論は、汗でボールペンのインクがにじみ、インクの玉があろうもんなら少し触っただけで答案は真っ黒だ。

税理士試験は過酷な戦いなのである。昔の税理士試験をよく知る上級者は、暑さ対策に手を抜くことはない。もちろん、より上級者になればマイクーラーボックスを持参して、中には冷たいタオルと栄養ドリンクを忍ばせておき、休憩中に一気に飲み干すのが定番である。

電卓作戦

税理士試験の上級者たるもの、陽動作戦を惜しみなく展開する。本試験で「開始!」と同時に、いきなり電卓を叩き出すのはまさに上級者である。

この陽動作戦によって、上級者ではない初級者は我を忘れてしまう。初級者(初学者)は十分に注意が必要である。上級者は電卓をリズミカルに叩くことで、自分のペースを保っているのだ。もちろん、税法の理論を書く最中でも電卓を叩く上級者は存在する。

止め!の合図にも動揺しない

試験監督の止めの合図。しかし、上級者はすぐに書くのを止めない。最後の最後まで何とか粘って、1点でも貪欲に狙っていくのが上級者の流儀である。

もちろん、その時間は数秒であるとは言え、空欄には何とか数字を入れる努力を惜しまない。最悪の場合は、自分の受験番号や現在の西暦を入れるという荒業を使っても、何とか答案を埋める工夫をするのが上級者なのである。

いきなり退場する

税法科目の試験直後にいきなりの退場!このような荒業は、「問題収集マニア」か「税理士試験上級者」のいずれかが使う戦法である。

問題収集マニアは、個人的なマニアか資格学校関係のアルバイトに分かれる。いずれにしても、問題を即持ち帰ることが要求されている人たちである。

一方、上級者が即刻退場する場合には、理論が大はずれになった場合に起こりうる。問題用紙を見た瞬間にドロップアウトして、涼しい場所で次の科目に備えて体力を温存する。これこそ、税理士試験の上級者に相応しい戦い方なのである。

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禁断の税理士試験ナイショ話

 

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