何度も受講するのではなく一発で講義は集中して消化する







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講義は集中して1回で完了させる

資格学校の資格講座を受講している人で、通学講座の方は基本的に講義は1回受講するだけですから特に問題はありません。(最近では何回も受講することができる資格スクールも増えています)

通信講座を受講している方に注意していただきたいことですが、講義は1回だけ聴くようにしてください。講義付きの通信講座では、講義のメディアが残っていますから、いつでも何回でも講義を聴くことができます。これは通信講座のメリットなのですが、実はデメリットになることの方も多いようです。

講義は基本的に1回聴けばその内容を捉えることは可能です。仮に、1回聴いてよく分からないという場合は、集中力が切れていたことを疑ってみてください。その場合、全部が分からないと言うわけではないでしょうから、分からなかった部分をその日にまた聴いて解決するようにします。重要なのは、もう一度後で聞こうなどと思わないことです。

講義を何回か聴くことによって、理解が深まったり分からなかったところが分かるようになる、ということがあることも事実です。私もそのようなことは実際に経験しています。しかし、その多くは錯覚であって、忘れていたことを思い出したケースが多いのです。一度聴いて内容的に分かるのであれば、後から聴く必要は特にありません。

内容を思い出すためにもう一度聴くという方法もありますが、しっかりと集中して一度聴いており、かつ、その時のポイントなどをしっかりとテキストにメモをとるなどして整理しておけば、テキストを見返すだけで十分思い出すことが可能です。

時間のある方であれば、何回も講義を聴くこともできるでしょうが、講義を聴く時間があればかなりの数の問題をこなすことができます。講義をいくら聴いたところで本試験の得点が上がるわけではありません。本試験の得点を上げるためには、問題をより多くこなすことのほうが重要です。

講義を通信講座で聞く際のメリットは、何回も聴けることではなく、いつでも聴けることにあると考えたほうが無難です。何回でも聴けると思うと、1回1回の講義を聴く姿勢が弱くなってしまう可能性があります。

また、講義を繰り返し聴く場合、特定部分のみを聴くのならばまだ分かりますが、全ての講義を2回あるいは複数回ずつ聴くような人もいます。これは、本人にとっても苦痛のはずです。人間は分かっていることをあらためて説明されたりすることに結構ストレスが溜まるものです。

講義は1回を基本として、分からないことはその日に聴き直して解決する。これが基本です。どうしても分からない場合は、後で戻ってまた聴こうと思わないで、先に進んでしまうことです。また、部分的に分からないことがそれほど重要でない可能性もあります。

例えば、後の講義で詳しく解説していたり、後の内容を聞くことによって部分的なものが全体の中で融合されて分かるようになることもあります。すべてが分からないと資格試験に合格できないわけではありません。あなたが分からなかった内容は、他の人も分かっていない可能性が高いです。

その場合であっても、問題をこなし、テキストと問題を行ったり来たりしているうちに必ず分かるようになります。あまり細かいことは気にしないで、それよりも集中して1回の講義を聴く。そして、重要なことのメモをテキストに取り、問題をあたる。

資格試験の合格のために、完璧主義は必要ありませんし、むしろ完璧主義ほど厄介なものはありません。全部を分かるようになることよりも、問題が解けるようになることを優先して、そして問題の中でもみんなが知っている問題を自分も知っている状態に早めに持っていくことが重要になってきます。




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