過去問題に始まり過去問題に終わる
過去問が重要であることの理由を再度確認しておきます。以下の内容は、ほとんどの資格試験において言えることです。 繰り返し本試験で出題されている問題が多い
過去問は勉強した人はみんなが押さえている過去問を1回も見ないという受験生は少ないと思います。仮に過去問題を全く解いていないとしても、資格スクールの模擬試験における問題のベースは過去問です。つまり、模擬試験というのは、過去に出題された問題の視点を変えたり、変形したりという形がベースとなっていることが多いので、スクールに通っている人であれば必然的に過去問に触れる形になります。この結果、過去問はみんなが知っている問題ということになり、高確率合格法の原則である「みんなが解ける問題を確実に押さえる」の観点から重要性が高くなります。 本試験は過去問から大きく傾向がズレることはないこれは、試験作成上のことですが、基本的に試験問題を作成する試験委員も過去問をベースに問題を作成しています。そして、少し難しくするために改正論点や時事的なトピック問題などを織り交ぜて試験の難易度を調整しています。なぜ大きく問題の傾向が変わらないかというと、試験委員にもいろいろと都合があるからです。例えば、大きく傾向を変えて問題を出題した場合、受験者は対策が不十分ですから、大きく点数が下がります。結果的に、平均点が極点に下がったり、悪問作成者としてクレームの原因になる恐れもあります。 過去に出題された問題をしっかりと解けるということは、試験委員からすると「しっかりと勉強してきた」ということを客観的に評価することもできます。その意味でも、受験生は過去問をしっかりと確実にこなしておく必要があるのです。 過去問を勉強初期の段階で押さえてしまえば、その後の勉強は極めて効率的になります。しかし、過去問の重要性は知っているものの、過去問の使い方を間違えている人が結構多いです。 確かに過去問では難しい問題も出題されていますが、全部が難しい問題ではありません。驚くほど簡単な、「だれがこんな問題を間違えるのか」という問題も過去問題ではたくさん出題されています。このような問題は、自分の実力に関係なく、その範囲の講義を受講すればすぐに解くことができるのです。そして、多くの資格試験の本試験は過去問題の焼き直しと思われる問題が全体の6割以上出題されています。
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