吐きそうになっても同じ問題を淡々とこなすのが直前期の勉強法







トップページ » 高確率合格法の仕組み » 量をこなす

ひたすら問題を回転させるのが合格への近道

よく言われることに「質」か「量」のどちらが重要か?ということがあります。質を重視すべきだ、と言う人もいれば、量の方が重要だ、という人もいます。だとすると、結論的には質も量も両方重要だということが言えます。

「質」を重視する人の主張だと、問題等は厳選されたものをゆっくりと考えて理解することに重きを置いています。「量」を重視する方は、とにかく量をこなして頭にどんどん詰め込むというようなことに重きを置いているようです。

両者の主張は、勉強の方法論そのものを言っているわけです。しかし、どちらの方法も目的は同じで、「問題を解けるようになること」なのです。ですから、どちらが良いという訳でもなく、どちらがより効率的か?という議論になってくると思います。

高確率合格法では、「量」を重視しています。その理由は、

  • 「質」を重視しても結果的には忘れるものである
  • 「量」をこなせば「質」も後からついてくる

「質」にこだわった勉強というのは、厳選された良問を時間をかけて深く考え、そして十分に理解をする、というようなことですが、この場合でも記憶の観点から言うと反復なしには覚えることはできません。一時的にはかなり正確に問題や内容を押さえていることになりますが、いずれは忘れるときが来ます。

問題は決められたものを何回も復習してこそ意味がある、と高確率合格法では考えています。そもそも質の高い勉強といわれても、どのような状態が質が高くて、どのような勉強が質の低い勉強なのかは明らかにされていません。

そういうことよりも、問題を正確に解けるようになることが最終的に重要なわけですから、とにかくひたすら問題の量をこなすべきです。合格者の多数は、あきれるくらいに同じ問題をとにかく繰り返しています。

「理解しないと問題が解けない」と良く言われますが、そもそも高確率合格法では問題を使って理解しようとしているで、最初からいきなり問題を見ていくのが基本的な勉強スタイルです。この場合、まずは問題を繰り返し「読む」ことから始め、その内容を押さえた時点で「解く」ことをします。

講義を受講すれば一定の理解はできていますから、さらにテキストを読み込むなどの作業は不要です。どんどん問題を「読む」「解く」ことが重要です。

この方法によると、「量」を重視するあまり、「質」を無視しているかのように思えますが、そうではありません。量をこなせばこなすほど質も高くなることが分かっています。最初から質を追いかけようとすると、細かい部分に入り込んだり、そもそも勉強方法を深く考え出して効率的ではありません。

量をこなしていると、相当の速さで問題を解けるようになってきます。同時に、様々な問題にあたることで問題をいろいろな角度から見ることができ、問題に対する視点も養うことができます。過去問を繰り返し解いていると、受験生ながら「この問題は良くできているな~」と関心することがありますが、それは問題に対する視野や視点が広がったことによるものです。

とにかく、追いかけるのは量です。量を追いかければ、必ず質も付いてきます。




直前期の過ごし方


初めての方へ

当サイトは膨大なコンテンツがあります。
超高確率合格法では短期合格のノウハウを紹介していますので、全てお読みになることをオススメします。
公務員や販売士検定を狙っている方は、そのままコンテンツページを参照していただいて大丈夫です。
サイトの全体像はサイトマップを参照してください。