最新情報は模擬試験を受験すれば入手できます







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独学で合格するために最新情報を収集する

独学では情報収集にも注意をしなければなりません。

情報収集の必要性

問題集やテキストを揃えて日々勉強をしていったとしても、直前になると本試験の最新情報の入手は不可欠です。それは、改正項目とトレンドの2点から説明できます。

改正情報

法律系の資格試験の場合、法改正内容が本試験で出題されることが大変多くなっています。民法などほとんど改正されない法律もあれば、社会保険労務士の年金保険関係の諸法令など頻繁に改正されるものもあります。

改正項目は資格学校の講座を受講している受講者は必ず押さえてきます。それほど、各資格学校も改正内容については敏感で、日々情報収集に尽力しているところです。独学をしている人は、問題集をベースに勉強を進めていますが、その問題集が出版されたのは数ヶ月も前のことであり、改正項目が反映されているものではありません。

改正項目は本試験で出題される可能性が極めて高いので、その情報を入手しておかないと資格学校利用者に差をつけられてしまうことになります。しかも、改正項目は基本的な改正点を素直に聞く問題がほとんどで、知っていれば必ず得点できますから必ず押さえておきたい内容です。

トレンド情報

資格試験にはトレンド情報が問題に反映されるケースも多いです。具体的には、時事的な内容や、話題性の高いことが試験問題に組み込まれてきます。

また、資格試験には問題の出題傾向が毎年変化していくというケースも目立ちます。例えば、択一式の問題文が毎年長文化するなどが挙げられます。このような対策も、過去の出題傾向に基づいた問題をこなしている独学者では入手することができません。

最新情報の入手方法

情報の入手方法はいくつかあります。インターネットで収集する方法も一つです。しかし、インターネットでの情報収集はあまりおすすめしません。

理由は、その情報源が適切かどうか判断できないことと、いろいろな情報がありすぎて情報収集の結果、情報に溺れる可能性が高いことです。本試験が近づいてくると様々な情報が飛び交います。

しかし、それらの情報のほとんどはあなたを悩ませることにはなりますが、そこから得られる情報の価値は低いものとなります。

的確な情報を効率的に集める方法があります。それは、各資格学校が実施する模擬試験を受験する方法です。

模擬試験は情報の宝庫

高確率合格法では、資格学校の講座を受講している人に対しても、他校の公開模擬試験を受験するように推奨しています。独学の人であれば、公開模擬試験を受験することによる効果は相当大きいものとなります。

また、模擬問題(模擬試験)は過去問題に続く重要な問題です。資格試験によっては、過去問題と模擬試験だけで合格できるものもいくつもあります。

模擬問題に関する詳細は、高確率合格法のメソッドの「公開模擬試験は可能な限り受ける」をご覧頂くとして、ここでは特に独学者のメリットを整理しておきます。(この他にも模擬試験受験のメリットはたくさんあります)

  • 安い費用で最新情報を入手できる
  • 異なる視点を加えることができる
  • 本試験を疑似体験できる

安い費用で最新情報を入手できる

大手の資格学校が実施する模擬試験は数千円程度で受験できます。しかし、そのコストパフォーマンスは非常に大きいものとなっています。

各資格学校は、模擬試験を予想問題と捉え、独自に収集した最新の情報を分析し、その全てを組み込んできます。ですから、資格学校の一世一代の勝負どころでもあるわけです。実際に、この模擬問題と同じような問題が出題されることは多いです。

この問題を解くことで、最新情報を網羅的に入手することが可能となります。また、受験特典として法改正資料や直前予想問題などを別途無料で進呈する資格学校も増えてきています。独学者にとってはこれを逃す手はないでしょう。

異なる視点を加えることができる

自分が選んだ問題集を繰り返しこなすことは実力アップには相当貢献しますが、問題を作った人が同じであることから出題の視点が固定されます。そのため、本試験で様々なバリエーションで出題された場合、知っている知識であっても正確にアウトプットできない恐れがあります。

模擬試験を受験することで、固定的な視点からあらたな視点を取り入れることができるようになります。模擬試験は、各資格学校の視点で出題されますから、自分がやってきた問題集とは異なる視点の出題が多いです。そのような問題に挑戦することで、異なる聴かれ方に対して自分の知識を的確にアウトプットする能力を養うことが可能となります。

これは満足条件を満たすことになり、合格への可能性が高まることに繋がります。また、各資格学校の受験生がどのような問題を解いていたのかを把握することもできます。

本試験を疑似体験できる

独学の場合、他の受験生と触れ合うことはほとんどありません。だからと言って、不利になということはありませんが、模擬試験を受験することで本試験のムードを事前体感することができます。

本試験にはいろいろな受験生が受験します。そのような現場を一度体験しておくことは、本試験場に行った時に様子が分かりますから、重宝します。

なお、無理に会場受験をする必要はありません。通信受験でも価値は大きいです。本試験の疑似体験はあくまで補足的な効果で、中心的なメリットは情報収集です。

模擬試験情報は必ずチェックする

非常に効果の高い模擬試験ですが、本試験と違って申込を忘れがちです。2~3箇所の資格学校に申込をした方が良いと思います。

そこで、模擬試験の情報には敏感になっておく必要があります。通常であれは、本試験の1~2ヶ月前に実施されることが多くなっていますので、頭に入れておくと良いでしょう。

模擬試験にはお金をケチらない方が良いと思います。最新情報と予想問題がたった数千円で手に入れることができるのですから、こんなに良い話はありません。たまに、模擬試験を受験するのは独学ではない、と言うようなことを言う人もいますが、それは目的と手段を混同しています。

独学で資格試験を目指す目的は「資格試験に合格する」ことです。独学で勉強することが目的ではありません。独学ということにこだわった結果、資格試験に合格できなければ何の意味もありません。独学と言うのは手段であって、目的ではないのです。

模擬試験情報の具体的な収集方法については、次の章でご紹介していきます。




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