通信講座の受講料やフォロー体制を判断材料にする







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通信講座の受講料とその他のフォロー体制を見極める

質問フォロー体制の基準

フォロー体制の主なものは、質問制度です。勉強を進めていく中で、質問が生じることは誰でもあるものです。そのような時に気軽に聞ける体制が整っていれば便利です。

多くの資格学校では質問ができる仕組みになっています。良く質問をする人は、まずは無料かどうかに着目してください。そして、回数を確認します。無制限に質問できる学校もあれば、回数に制限がある学校もあります。一定回数までは無料で、それ以降は有料という資格学校もあります。

続いて、質問の方法です。電話、メール、郵送など手段も様々ですので確認してみてください。限定された方法のみでしか質問できない場合もあれば、いずれの方法でもOKという資格学校もあります。

答案の採点サービス

通常であれば、一定タームごとにテストをやったり、直前期には問題演習を繰り返します。その答案を採点してくれるのかどうかも確認しましょう。

テストや答案練習、模擬試験は自分で採点する(自己採点)だと、だらけてしまいますし、場合によってはやらずにそのまま放置してしまう人も多いです。講師が採点してくれるのであれば、しっかりと提出もするでしょうし、励みにもなります。

また、規模の大きい資格学校の場合、受講生全員のテストなどの点数を集計してフィードバックしてくれます。これにより、自分の順位な どが把握でき、不得意科目などの把握にも役立ちます。自分の点数が悪くても、その問題が難しければみんな点数が低く、実は自分が一番だったというケースも多いのです。このように、成績表などで客観的に自分の実力を把握できるのはありがたいサービスです。

さらに、記述式の試験の場合、自分の記述の癖などを指摘してくれますから重宝します。採点サービスのある資格学校を選ぶのが良いと思います。

その他サービス

前述した質問制度と採点(添削)サービスの2つは最低でもチェックしてください。それ以外に、資格学校によって様々なサービスを行っています。例えば、受講生限定のメールマガジンを発行していたり、毎月情報誌を送ってくれたり、無料セミナーに招待してくれたり。

いずれも、内容的には情報提供と勉強のやる気を高めるためのサービスです。これらは、質問制度や添削制度ほど重要ではありませんので、比較項目ではありません。ないからといってそれほど困るものでもないからです。

教材のみコースの受講料の基準

気になる受講料ですが、講義付きのコースと教材のみのコースでは大きく差があります。まずは、講義付きにするか、講義なしで行くかの選択をする必要があります。

講義なしの教材のみのコースの場合、それほど資格学校間で大きく変わりませんが、通信教育専門の資格学校の方が価格はお手ごろになっています。さらに、講義を行わない通信教育専門の資格学校がさらにお手ごろな受講料になります。これは、講義を行わないために講義をする講師の給料がいらないなどの理由があります。

一方で、講義も行っている資格学校の教材コースはやや割高なケースもあります。しかし、講師が受講生と接して得た情報も教材等に盛り込むことができるため、そこをどう見るかです。いずれにしても、教材のみのコースの場合は、大手の資格学校2つと通信教育専門の資格学校2つの計4つぐらい資料を取り寄せて比較して見ると良いでしょう。

一般的な常識論で、受講料が高いのにはそれなりの理由が存在し、その理由を資料から読み取ってください。サービスが充実しているのか、問題演習が充実しているのか。それらを総合的に勘案して決定することになります。

講義付きコースの受講料の基準

講義付きの場合、メディアによっても受講料が変わることがあります。一般的に、WEB講座はお手ごろです。これは、自宅などへの教材の配送が不要なため、配送費がかからない分割安になっています。

ちなみに、通学講座と比べて通信講座のほうが割高です。これは、上記同様に講義を定期的に配送する配送費が含まれているためです。例えば、毎月2回教材が配送されるとして、それが10ヶ月コースだと20回分の配送費がかかります。配送費が1回500円~1,000円掛かるとしても、結構な金額ですね。

講義付きのコースの場合、基本的には回数で受講料が決まります。受講料が高いところは授業の回数が多い、カリキュラムが充実しているということです。しかし、たいていは相場と言うものがあり、そのラインから大きくブレることはあまりありません。

講義付きのコースを検討する場合は、大手の資格学校2校と通信講座専門の学校2校くらいの資料を取り寄せて比較してみてください。受講料が大きく違うとすれば授業の回数が異なっているはずです。

ただし、注意したいのは受講料が高い方が必ずしも内容が充実しているとも限らないことです。例えば、大手の資格学校であればたくさん の受講生が受講しますから、その分コストを抑えることができます。具体的には、教材費です。教材は紙を印刷するだけです。印刷代というのは、印刷部数が多ければ多いほど極端に安くなります。大手の資格学校ではたくさん印刷するため、内容が充実していても受講料を抑えることができるのです。

受講料の比較と言う観点では、それほど大きな差がない場合はあまり慎重にならない方が良いです。それよりも、問題の充実度やフォロー体制などを考慮して、あくまで相場から逸脱していないかと言う基準で受講料は見るようにしてください。




比較検討するポイント


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