資格試験の勉強を難しく考えない
高確率合格法では、勉強そのものはそれほど難しいものであるとは考えていません。勉強そのものは簡単であるが、それを続けることがとても難しいと考えています。 高確率合格法では、勉強は作業であると考えます。作業ですから、その能力はある程度属人性に依存することになります。しかし、必要な能力は「継続性」、ただそれだけです。多くの受験生は頭の良さや読解力など特殊な能力が資格試験の合格のためには必要であると考える傾向にあります。 「自分は初めて資格試験の学習を開始するので、1回で合格することは無理だ」などと、あたかも自分は1回で合格できないと決め付けてしまうような人もいますが、これは自分の可能性を閉ざしているばかりでなく、一種の逃げの口上と言われても仕方ないことです。しっかりとした明確な目的や動機があれば、初学者でも的確な合格法を続けることで一発で合格することは可能です。 最近、資格試験の合格者は若者が多数を占めるようになってきています。特に、難関試験ではこの若返り現象が非常に顕著になってきています。その中でも学生の躍進が目立ちます。なぜ学生の合格者が増えているのか?それは、厳しい就職の中にあって、資格取得を就職の武器にしようとする学生が多いという側面があります。そして、もう一つは学生の方が資格試験の合格には有利なものを持っているからです。それは、
知識がないと言うのは不利となりそうですが、資格試験では有利に働くことが多いことが分かっています。例えば簿記検定は社会人の経理担当者と学生を比べてみると、通常では既に経理事務を行っている経理担当者の方が合格には近い存在に思えますが、過去の受験者の合否状況からは必ずしもそうは言えません。実務と試験で問われる経理の内容はリンクしているものも多いですが、基本的には別物です。試験で問われるものは受験上の簿記経理であって、実務で使われている経理方式ではありません。 だからといって、資格試験では学生が有利で社会人が不利、と言う結論に至る訳ではありません。仮に、学生の方が資格試験の合格に有利であるとしたら、それを社会人も取り入れれば良いことです。また、既に経理の仕事をしている人が、簿記検定に合格できない、というわけでもありません。そういう傾向にあるということが事前に分かっていれば、それなりの対策をとれば良いだけです。 資格試験をあまり難しく考える必要はありません。難しく考えれば考えるほど、そこからは難しい結果しか出ません。資格試験に合格するための勉強は、学問を追及するものでも、自分の好奇心を満たすものでもありません。単なる作業です。多数の合格者はこの作業をコツコツと継続して続けられることができる人なのです。 |
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