外務省専門職員
1.試験分析
公務員試験の概要(受験者の傾向)
中堅外交官としての活躍を期待されるのが外務省専門職員であり、国家公務員である。
採用後は、国内での研修及び外務省本省での勤務を経て、2~3年の在外研修を受ける。その後は、5年から6年ごとに在外公館勤務と外務省本省勤務を繰り返しながらキャリアを深めていく。
国家公務員1種採用試験に合格して外務省に入り、外交官として活躍する道が一般的であるが、外務省専門職員の場合は外務省に入ることを前提で受験する試験となっている。外交官になるためのもう一つのルートといっても良いだろう。
難易度・受験倍率
試験のレベルは国家公務員総合職レベルであり、非常に難関。国家公務員の中でも特に語学が試験に大きなウエイトを占める。
語学については多様なものから1つ試験で選択することが可能。外国語和訳と和文外国語訳を記述式で求められるため、相当高度な語学力が要求される。もちろん、外交官と言う仕事の内容を考えれば語学力を要求されるの当然と言えば当然だ。そのため、外務省専門職員試験の受験を考えているならば、徹底した語学力を身につけることが必須の条件と言える。
2.試験情報
受験資格
・試験年度の4月1日における年齢が、21歳以上30歳未満の者
・試験年度の4月1日における年齢が、21歳未満の者で次に掲げるもの
①大学を卒業した者及び試験年度の3月までに大学を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
②短期大学又は高等専門学校を卒業した者及び試験年度の3月までに短期大学又は高等専門学校を卒業する見込みの者並びに人事院がこれらの者と同等の資格があると認める者
試験科目
[1次試験] ①基礎能力試験(多肢選択式)、専門試験(記述式)、外国語試験(記述式)、時事論文試験
[2次試験] ①人物試験、②外国語試験(面接)、③身体検査
申込期間
例年4月初旬
※他の公務員試験よりも早いので注意が必要
試験日
[1次試験] 6月上旬
(平成28年度は6月11日(土)・12(日)
[2次試験] 7月中旬
(平成28年度は7月21日~7月30日)
試験地
[1次試験] 東京、京都
[2次試験] 東京
合格発表
[1次試験] 7月中旬
[2次試験] 8月下旬
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