知的財産管理技能検定講座のおすすめ資格学校・講座紹介

知的財産管理技能検定の受験情報と当サイトの合格者・訪問者が選ぶオススメの合格講座を紹介しています。

1．試験分析

受験者の傾向

知的財産検定が2008年7月より知的財産管理技能検定に変更された。
FP（ファイナンシャルプランナー）試験もFP技能士として名乗ることができるが、知的財産管理技能検定も技能士であり、国家試験に格上げになった。知的財産管理検定に合格することで、「技能士」を称することができるが、これは名称独占資格である。

「知的財産管理」職種とは、企業・団体等における発明、実用新案、意匠、商標、営業秘密、著作物等の知的財産の創造、保護または活用を 目的として業務を行う職種であり、具体的には、創造分野における価値評価、パテントマップの作成等、また保護分野における出願戦略の立案、手続管理等、ま た活用分野におけるライセンス戦略の立案、営業秘密管理等の知的財産の管理を行う職種である。

採点方法

絶対評価試験

一般的な勉強期間

2級までならば1～2ヶ月程度の勉強期間で十分であるが、1級はかなりの難関であり、じっくりと時間を掛ける必要がある。

2．試験情報

資格の種類

国家資格（技能士認定）

受験資格

3級（学科・実技）
：知的財産に関する業務に従事している者または従事しようとしている者

2級（学科・実技）
：知的財産に関する業務について2年以上の実務経験を有する者
：3級技能検定の合格者
：知的財産検定2級、準2級の認定者及び2級科目試
：学校教育法による大学又は大学院において検定職種に関する科目について10単位以上を修得した者

1級（学科試験）
：知的財産に関する業務について４年以上の実務経験を有する者
：2級技能検定の合格者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者
：知的財産検定1級、準1級、2級の認定者で、知的財産に関する業務について1年以上の実務経験を有する者
：学校教育法による大学又は大学院において検定職種（1級）に関する科目について10単位以上を修得した者で、知的財産に関する業務について１年以上の実務経験を有する者
1級（実技試験）
：1級技能検定学科試験の合格者

試験内容

1級学科試験
特許専門業務
1. 戦略
2. 法務
3. リスクマネジメント
4. 情報・調査
5. 国内特許権利化
6. 外国特許権利化
7. 契約
8. エンフォースメント
9. 価値評価・資金調達
10. 関連法規

1級実技試験
特許専門業務
1. 戦略
2. 法務
3. リスクマネジメント
4. 情報・調査
5. 国内特許権利化
6. 外国特許権利化
7. 契約
8. エンフォースメント
9. 価値評価・資金調達

2級学科試験
管理業務
1. 戦略
2. 法務
3. リスクマネジメント
4. 調査
5. ブランド保護
6. 技術保護
7. コンテンツ保護
8. デザイン保護
9. 契約
10. エンフォースメント
11. 関連法規

2級実技試験
管理業務
1. 戦略
2. 法務
3. リスクマネジメント
4. 調査
5. ブランド保護
6. 技術保護
7. コンテンツ保護
8. デザイン保護
9. 契約
10. エンフォースメント

3級学科試験
管理業務
1. ブランド保護
2. 技術保護
3. コンテンツ保護
4. デザイン保護
5. 契約
6. エンフォースメント
7. 関連法規

3級実技試験
管理業務
1. ブランド保護
2. 技術保護
3. コンテンツ保護
4. デザイン保護
5. 契約
6. エンフォースメント

　試験は、各級とも学科試験及び実技試験が行われ、両方に合格すると、各級ごとに合格証書が交付され、技能士と称することができる。
2級及び3級は学科試験と実技試験を同時に受検することができるが、1級は学科試験合格後に、実技試験の受検が可能となる。

合格基準

[問題出題数]
1級学科：筆記試験45問
1級実技：口頭試問5問
2級学科：筆記試験40問
2級実技：筆記試験40問
2級学科：筆記試験30問
2級実技：筆記試験30問

1級：学科試験45点満点で36点以上、実技試験100点満点で60点以上
2級：学科試験40点満点で32点以上、実技試験40点満点で32点以上
3級：学科試験30点満点で21点以上、実技試験30点満点で21点以上

試験日

7月、11月、3月

試験地

北海道、宮城、茨城、千葉、東京、神奈川、石川、長野、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、岡山、広島、山口、徳島、愛媛、福岡、沖縄

受験料

2級学科　7,500円
2級実技　7,500円
3級学科　5,500円
3級実技　5,500円

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