継続的な復習こそ資格試験の受かるための勉強です







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復習が最も重要なのに最も難しいという現実

高確率合格法では勉強=復習と考えています。そして、復習が最も難しいとしています。自宅で講義を受けることができても、復習はなぜかできない。

講義を受けることができるのならば、自己コントロールができるはずなのに・・・

なぜ復習が難しいのか?理由はいくつか考えられますが、集約するとそのポイントは3つあります。 

  • 復習しなくても誰にも怒られない(強制されない)
  • 問題をやると忘れている自分に嫌気が生じる
  • 飽きてくる

誰にも怒られない

復習までは資格スクールでは面倒を見てくれません。やるかやらないかは受験生次第です。やらなければ合格が難しくなる、ただそれだけです。

中には後でまとめてやろう、という受験生もいますが、そのうち手が回らずギブアップする結果となります。復習は、継続的にコツコツと行われければなりません。

対処法としては、やはり動機の強さが重要になります。いくら仕事で忙しくても、毎日コツコツと勉強を続けられるかどうかは、その資格をどこまで欲しいか、が根本的に必要です。資格試験に合格したければ、復習をしなければならない、と考えるより仕方ありません。

問題をやる度に忘れている自分に嫌気がさす

問題をやるものの、その度に忘れていて嫌になる・・・ということは多いです。しかし、そのまま放置しておくと忘れるどころか、内容の意味すら分からなくなってしまうこともあります。その場合、講義を再度聴くなどの方法をとるか、挫折する結果となります。

対処法としては、発想の転換が必要です。それは、「そもそもそんなに簡単に覚えられるものではない」と逆の視点からアプローチすることです。覚えようとするから、覚えられないことに嫌気がさすわけです。ならば、そんなに簡単なことではない、と視点を変えることが必要です。

事実、そんなに覚えるという作業は簡単ではありません。「暗記」「記憶」などは、資格試験の合格を狙ううえでは、はるか昔から様々なことが言われ、そして研究されています。「暗記法」とか「記憶術」など、それだけの講座も存在しています。

そのぐらい、記憶するというのは難しいことなのです。しかも、資格試験において覚えることは膨大です。それを短期間で一気に頭に詰め込むのはほとんどの人が不可能です。

ですから、覚えられないことを前提にどのように復習をしていくのかがポイントになってくるのです。そして、本試験までにいかに覚えている状態をつくるのかが重要です。

飽きた

これも多い理由です。復習は字の通り同じものを反復することになります。しかし、これが結構苦痛です。またこの問題か・・とか、時間のかかる問題になると、これは後でやろう、と放置したまま。

講義を聴く分には、新鮮さもあり、興味もあります。新しいことを聴いていくことになりますので、飽きるということは基本的にはありません。しかし、復習の場合は同じ事を繰り返すことが前提になるため、かなり意志が強くてもなかなかコツコツ継続するのが難しくなってきます。

対処法としては、記憶のメカニズムをある程度理解する必要があります。詳細は別の章で触れることにしますが、結論としては人間の記憶は同じ事を繰り返しすることでしか強化されない。これに尽きます。

加えて重要なのは、「作業は淡々と行うこと」です。余計なことを考えると、誰でも嫌になってしまいます。私もいろいろな資格を取得していますが、勉強中に馬鹿馬鹿しくなって、何度辞めようと思ったことか分かりません。感情を持って復習をすると嫌になります。感情抜きで淡々とこなす必要があります。

以上の復習が難しい理由と、対処法を踏まえたうえで、効率的な復習方法を別の章で説明していきます。




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