後回しにしていたが実は得点源になる問題は多い
資格試験の直前期には、1点でも多く獲得できるように調整していく必要があります。その際に、ポイントになってくるのは、食わず嫌いの苦手科目の攻略です。
誰でも偏った勉強になっている可能性がある
資格試験の場合には、1科目だけに内容で試験が構成されているという試験は少ないものです。通常は、いくつかの科目が存在しており、異なる内容を勉強しなければなりません。具体的には、法律の勉強もあれば、会計の勉強もある、あるいは法律の勉強だけだとしても一つだけの法律ではなく複数の異なった法律が組み込まれているという場合が多いものです。
また、試験によっては、科目ごとに最低得点ラインが決まっている試験も多く存在しています。例えば、本試験が4科目で構成されており、各科目50%以上の正答率で、かつ、全体の総得点が60%以上と言った具合です。この場合、3科目が仮に100点だったとしても、残りの1科目が49点だと総得点は60%を余裕に超えていますが、科目の肢きりにあってしまい不合格となります。
誰でも苦手科目というものは持っているはずです。どうしてもこの科目の得点が伸びない、この科目はあまり好きではない、というものが一つはあるのではないでしょうか。このような現象は、偏った勉強により生じている可能性が高いのです。
苦手科目の点数を優先して底上げする
複数の科目がある場合、勉強をしていると無意識のうちに、「自分が好きな科目と嫌いな科目」ができてくるものです。これらは、勉強初期の頃に決まる可能性が高く、それ以降の勉強ウエイトを自分で無意識に決定してしまう可能性が高くなっています。
具体的には、A科目は好きだが、B科目は嫌いという場合、それ以降の問題演習などの際にはA科目を優先してこなしていくということです。これらは、ほとんどの人が意識しているかどうかは別として当てはまることなのです。
ですから、直前期にA科目とB科目の試験を行うと、A科目は得点が伸びるがB科目は得点が伸び悩むという状況に陥ります。これを防ぐためには公開模擬試験などを受験して定期的に自分の苦手科目を把握しておくことが重要です。ただし、誰でも偏りを完全に矯正することは難しいので、苦手科目が直前期になって存在してしまうのは正直言って仕方ないと思いますが、重要なのはその科目の苦手な理由をしっかりと知ることです。
その答えは簡単で、「問題演習が少ないから」苦手なのです。つまり、苦手というのは勉強初期の段階で決め付けていますので、その瞬間にすでに苦手科目として自分の頭の中に入れられてしまうのです。
そのため、苦手科目は非常に伸びしろが高いのです。つまり、食わず嫌いと同じ現象が起きているだけなのです。少し問題を多めにこなすようにバランスをとれば、一気にその苦手科目を攻略することが可能です。直前期には全体のバランスをしっかりと考えた科目間の勉強ウエイト付けを行うようにしてください。
直前期の過ごし方
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