公務員試験の受験者数と倍率の関係|公務員試験の特徴

公務員試験の倍率を読み解く







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公務員試験の倍率の考え方

公務員試験には全国でたくさんの受験者が挑戦しています。当然、全員が合格できるわけではなく、最終合格まで行き着き、そして内定を勝ち取るのはごく少数です。

公務員試験は、資格試験のように合格率という数値では一概にあらわすことができません。それは、各々の公務員試験で難易度が異なるからです。一般的なイメージでは、地方公務員よりも国家公務員の方が難易度が高い(難しい)などと考えている人もいますが、関係ありません。

公務員試験の場合、合格率ではなく、倍率という考え方を取ります。高校や大学入試と同じ考え方です。資格試験の場合には、共通した問題を一斉に受験者が挑戦しますので、その資格試験に対する合格者の結果は一つしか生まれず、合格率○○%という表現は妥当性があります。

しかし、公務員試験の場合には、試験実施時期も、その試験の難易度も、その試験の内容も異なりますから、並列的に合格率を語るのは無理があり、結果、倍率という表現が妥当性があります。

国家公務員試験の受験者動向

倍率については、地方公務員ほど大きな動きを見せます。

国家公務員試験に関しては、最近採用数を減らす動きはあるものの、基本的には安定した採用枠があります。これは、年々それだけ退職者がいるということです。毎年、定年を迎える人は想像以上に多いのです。それだけ、国家公務員というのは日本にはたくさんいるということでもあります。

また、国家公務員の場合、受験者数にも大きな変動はありません。どちらかと言うと、近年は低下傾向であり、受験者にとっては追い風と言えます。

例えば、旧試験制度となりますが、国家公務員Ⅱ種の受験状況です。

試験名 年度 1次試験(筆記) 2次試験(面接)
受験者数 合格者数 倍率 最終合格者数 倍率
国家Ⅱ種
(行政職)
18年 29,628 4,796 6.2 3,007 1.6
19年 24,375 5,457 4.5 3,758 1.5

受験者が大幅に減り、合格者は急増しました。この要因として考えられるのは2つあります。

1つ目は、民間企業の景気が良いことが手伝い、公務員受験生が民間企業に流れたこと。景気が悪くなると公務員に人気が集中するという傾向は、昔から繰り返されています。一方で、民間の景気が良くなると公務員の人気は薄れ、公務員になりたい人からするとチャンスになります。現在は、民間企業も景気がある程度上がっており、かつ、団塊世代の大量退職の時期にあり人材の確保に躍起になっています。

2つ目は、公務員試験が難しいというイメージが蔓延っていることです。確かに、公務員試験は一次試験から始まって場合によっては四次試験まであるなど、非常に大変です。難しいかどうかは別として、公務員試験は厄介な試験であることは間違いありません。そのような状況の中、多くの学生や公務員志願者は民間企業に流れていると推測されます。

倍率の動きは地方公務員ほど大きい

国家公務員と比べ、地方公務員では倍率が大幅に動くことが多いです。これは、採用人員の数が安定的でないことによります。

国家公務員の場合、一定の採用枠が安定しています。これは、国の運営に関わることですから、そう簡単に人員を削減したりということはできず、毎年の一定数の採用は不可欠だからです。また、団塊世代が大量に離職することにも備える必要があります。

一方、地方公務員の場合、採用人数がもともと少ないにも関わらず、さらに少なくなる場合もあり、その時は倍率が飛躍的に上がります。少なくても、国家公務員レベルの倍率では収まりません。場合によっては、数十倍にまで跳ね上がることはザラです。

確かに、市町村役場を前提に考えれば、それほど大量の人数が毎年退職を迎えるわけでもなく、また、財政難の都合上、人件費の節約にはどこも躍起になっているのが現状です。仮に、採用人数が一桁だとすると、100人受験生がいた場合には最低でも10倍、最高で100倍です。

ただ、もともと採用枠が少ない自治体が、何らかの自由で大量の採用を行う年度もあり、その場合には受験者にとって追い風となります。

希望する公務員試験は慎重に選ぶ

このように、公務員試験には、世の中の動きに密接に関連して倍率も変化することが多くなっています。また、地方公務員にあっては、その地方における政策的な側面や財政事情によっても採用枠が異なります。

採用枠が大きければ合格しやすいというわけではありませんが、少なくてもどの程度の採用枠があるのかを事前に把握したうえで、目指す公務員試験を決める必要がありそうです。その選択の仕方については、別の章で触れていきます。

ここでは、世の中の動きに左右される部分も多い、ということはしっかりと押さえておいてください。そうだとすると、今こそ公務員になるチャンスだと考えられるからです。




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