寝ることも勉強の一つで覚えるために眠るのです







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寝ている時間もポイント

寝る間も惜しんで勉強机の前でガリガリと資格の勉強を行う。これは素晴らしいことですが、睡眠時間を削った結果、体調を崩したら意味がありません。
しかも、記憶をするという意味では睡眠時間をしっかりと取ることがとても重要なのです。

人間の脳のメカニズムはなかなか複雑です。しかし、最近ではかなり脳のメカニズムが分かるようになってきました。その観点から、記憶と言うものを考えてみます。

睡眠時間を削って資格試験の勉強に励む。
そうしなければ合格は遠い、と盲目的に信じている人がいます。確かに、ライバルが寝ている間に自分が勉強量をこなすことでライバルを突き放すという考え方は、勉強戦略、すなわち資格試験は競争試験と考えれば一理あります。

相対評価試験の性質が強い資格試験では、ライバルに打ち勝つことが合否の鍵を握るからです。ただし、資格試験の場合の本当の敵は本試験であり、ライバルではないのです。

だとすれば、周りの人と比較することよりも、本試験に打ち勝つことを考えることの方が重要です。だとすれば、ライバルよりもたくさん勉強することが大切なのではなく、本試験の問題を解けるようになるということが重要になるのです。

そして、本試験の問題を解けるようになるためには、記憶することが重要です。記憶するためには、繰り返し問題を解くという行為が必要で、これが要するに資格試験の受験勉強です。

この「記憶」という作業は、繰り返すことにより始めて定着が図られるものであり、それ以外の方法で強化記憶力を築くと言うのはなかなか困難です。だから、睡眠時間を削って勉強をしようという発想になります。

一方、人間の脳は、人間が寝ている間に情報を整理していると言われています。睡眠時間が少なかった日には、頭がボーっとしています。これは、睡眠時間が少ないために、脳が情報を整理することができていないことが理由と言えます。つまり、人間の脳は寝ている間に情報を整理し、記憶へと結びつける働きをしているわけです。

この場合、睡眠時間が少ないと言うことは、脳が情報整理を行う上での時間を十分に与えていないということにもなります。これでは、せっかく勉強してもそれを脳が適切に情報として処理してくれません。

いろいろ考えた結果よく分からないから諦めて寝た・・・、しかし、朝起きてみたらあれほどまでに分からなかったことが簡単に分かるようになっていた。と言うような経験は誰しも一度はあることでしょう。これこそまさに、脳が寝ている間に情報処理をしている証と言えます。

寝ることも資格試験の勉強の一つ

そうだとすると、寝ることは実は資格試験の勉強の一つだということができます。つまり、効果的な記憶を促すために「寝る」というが必要不可欠なのです。睡眠時間を削ることが良いのではなく、寝ること自体にも重要な意味があるのです。

少ない睡眠時間では、脳が情報整理を的確に行うことができません。少なくても6時間程度は睡眠時間に充てたほうが良いでしょう。ただし、多くても8時間程度にしないと、今度は寝すぎて頭がボーっとしてしまいます。寝ることも勉強のうちですが、寝すぎはむしろマイナスになるので注意が必要です。

「睡眠学習」という言葉がありますが、これは、寝ている時間に音声で勉強内容などを流しておくと良いと言われているものです。確かに、寝ているうちに脳が情報整理をしているとしたら効果がまったくないということではないかも知れません。

しかし、本当の睡眠学習と言うのは、「脳が寝ている時間に情報を整理することも勉強のうち」というような意味でははいでしょうか。だからこそ、寝る前の疲れた状況の中で行う集中した勉強時間がとても重要な意味を持っているのだと言えます。是非、寝る前にほんの少しで構いませんので、是非、問題を少しこなしてみてください。そうすれば、寝ている間に脳がしっかりと情報の整理をしてくれます。

寝る前に短時間集中して、あとは自分の脳を信じてゆっくりと寝る。これを繰り返せば、嫌でも記憶として定着してしまうことでしょう。





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