税理士試験のマニアのみが知る情報の数々







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税理士試験の実情が畏れだった

本試験はペンで書く

税理士試験の本試験は「ペン」で記述することが要求される。昔はボールペンが主流だったが、ボールペンは玉ができて、乾きが遅いため真っ黒になるリスクがある。特に、昔は冷房のない状況下、汗だくで税理士本試験を受験していたため、玉を不用意に触ってしまうと、手の汗と混ざって答案が 真っ黒になるという思わぬ事態を招いていた。

最近は、水性ペンなどが人気のようで、これならば乾きも早いので答案が真っ黒になることはない。また、税理士試験の要項には、「黒または青」と指定されているため、青のペンを使う人も多い。青であれば、他の受験生と差別化を図ることが可能であるというが、合否に与える影響は少ないだろ う。

ちなみに、ペンで書かせる税理士試験、修正は不可となっている。つまり、間違えたら二重線で消して改めて書き直すしか手がない。似た資格試験に公認会計士があるが、公認会計士の場合にも同様にペンを本試験では使用するが、こちらは修正ペンや修正液による修正が可能である。しかし、その分採点はシビアになるといわれ、結局どちらが良いのかは不明である。

簿記論を残すと合格できない?

これは良く言われる話で、税理士試験で最もスピードが求められるのは計算問題である。計算問題の中でも、簿記論が最もスピードを要求される。どんなに早く計算ができても、本試験の問題全てを処理するのが不可能なくらい、簿記論は問題量が多い。

この点、簿記論を苦手にする人が多く、リーチで簿記論を残してしまう人がいる。つまり、4科目に合格しているものの、残り1科目が簿記論になってしまったというケースである。

この場合、かなり合格は難しいとされる。なぜならば、スピードがついてこないケースが多いからである。簿記論は必須科目となっており、逃げることはできない。しかし、税法などの勉強に進んでしまうと、理論などの勉強にかけるウエイトが大きくなるため、計算スピードは鈍る。そこにきて、あれだけの問題量を処理する簿記論に戻って学生などのスピード力と勝負するのは至難の技なのだ。

簿記・財表は早めに取っておくのが無難であろう。

この世に存在する税理士で試験合格した人の割合

税理士というのは、一般的には国家試験である税理士試験を5科目合格することで「税理士」となれる。しかし、そのほかにも税理士になるルートは存在する。

一つは、国税局や税務署で勤務した経験がある職員。これらの職員は一定期間(20年とか25年)勤務することで、退職時に申請を行うこ とで税理士になることができる。これを、OB税理士とか言う。実は、税理士のほとんどがこのOB税理士であるといわれ、5科目合格税理士はほんのわずかし かいない。毎年1000人にも満たない試験合格者しか輩出していないのに、税理士は飽和していると言われるのは、OBが多いためである。

また、今は禁じ手となったダブル修士という方法で税理士になるという方法も昔はあった。今でも一部名残として制度化されており、特定の 大学の修士課程を修了することで、科目が免除される。税理士試験の1科目は1年間死ぬほど勉強しても合格できるかどうかは分からないほどの難関。

むしろ、大学の修士課程を修了することの方が簡単であるということから、昔は一種の抜け道として存在していた。近年、こういった抜け道に批判が高まり、見直しが図られたが、完全に制度として消滅したわけではない。

このように、国家試験である税理士試験で5科目を合格して税理士になるという人は、税理士全体の数からすれば少数派なのである。そのぐらい、税理士試験は難しいということだ。

酒・事業・固定など税法の悪夢

酒や事業、固定などはその分量の少なさから手を出す人も多い科目である。しかし、これらの科目は「100点でも合格することができない科目」と昔から言われている。

理論を答案用紙いっぱいに仕上げ、計算問題の最終値まで一致しても「不合格になる」という恐ろしい科目である。そのぐらい、これらの科目を勉強している受験者のレベルはハイレベルである。

勉強のボリュームが少ないからとうかつに手を出すと痛い目にあってしまう恐ろしい科目である。受験生も少ないため、上位1割に入るのは至難の技。素人が手を出す科目ではないとされ、無難に相続・消費を狙うのがベターか?

理論はきっちり一字一句書け、かつ、最終値たる納税額を完璧に一致させさらに計算過程も誤りがない。そんな完璧主義の勉強を貫くことができれば、合格可能性は高いだろう。

簿財一発合格の不幸

簿記・財表は2科目を一度に受験する人が圧倒的に多い。これは、簿財という2科目の関連性が高く、特に計算問題に関してはほぼ同じ内容であることが理由だろう。

特に、日商簿記1級あがりの受験生は、その会計知識を武器に簿財を一発合格する人も少なくない。しかし、税理士試験の真髄は簿財ではなく、税法にある。特に、法人・所得・相続は仙人のような怪物たる受験生の中に飛び込むようなものだ。

簿財を一発合格してしまうと、「税理士試験とはこの程度のレベルか」と思ってしまい、税法に進んだ時に痛い目にあってしまう。そして、それがトラウマになり、二度と税理士試験に戻ってこない受験生も少なくないという。

だからと言って簿財をわざわざ落としてまで税理士試験の難しさを味わう必要はあるまい。重要なのは、簿財といのは税理士試験の入門的な位置付けであって、「本当の勝負は税法にある」ということを事前にしっかりと理解しておくことだろう。

簿財では模試などで点数が良かったのに、税法にいったらビリになったというのは良くある話。簿財であれば、どこの資格学校でも80点も 取れば成績優秀者。しかし、税法の場合は、80点だとビリになる。税法を勉強している猛者からすれば、100点が当たり前なのである。税法は怪物が群れを なしている恐ろしい世界なのである。

理論問題の透かし読み

税理士試験は時間との戦い。基本的に、2時間という時間の中では到底満足に説くことができないボリュームの問題が出題される。

そこで、税法科目であれば理論を「始め!」の合図とともにスタートダッシュを駆けながら書き出したい、そんな受験のプロも多いのだ。

税理士試験の税法科目は、最初に理論が出題され、次に計算。そして、昔は配られた問題を良く凝視すると、理論問題が透けて見えるという傾向にあった。

受験のプロや上級者はそれを読取り、「始め!」の合図と共に一斉に書き出す。理論問題は応用的なものでなければ、覚えているものを一気に吐き出すということでクリアできる。しかし、問題を十分に読み込んでおかないと、書いている途中で誤りに気付くことも少なくない。

その場合、すでに時間は過ぎ、ペンのための修正も不可能。結果的に、計算に行き着く間もなく「今年の夏は終わり」という結末を迎える。理論の透かし読みはやらない方が無難だろう。

税理士試験上級者の世界

多くの受験生を魅了してやまない税理士試験。そこには、税理士試験の猛者と呼ばれる上級者の存在が大きいのである。税理士試験の上級者の特徴とは?

禁断の税理士試験上級者たち

 

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