司法書士試験

1.試験分析

 受験者の傾向

 司法書士試験は最難関国家試験の一つ。最近は特に人気が高く受験者が増加しており、受験者の中心は20代〜30代の若年層である。合格者の平均年齢が30歳前後であるため、社会人が多くチャレンジしていることが伺える。

 昔から受験資格が不要なこともあって、司法書士受験者の属性は幅広い。宅建合格者が次の延長して目指したり、土地家屋調査士の合格者が目指すケースも多い。また、司法試験を諦めた層も多く受験しているとされ、受験者のレベルは高いものとなっている。

 採点方法

 合格率固定の相対評価試験。(合格率は毎年ほぼ一定であるが、受験者が大幅に増加しているため、合格者の絶対数は増加している)

 難易度

 合格率は約3%であり、受験者層も厚いことから難易度は高い。無職で受験に専念するケースも多く見られ、それでも何年もかかって合格する合格者もいる。一方で、1年や2年の短期間で合格するケースも多く、短期合格者と長期合格者の2種類の傾向が見られる。

 一般的な勉強期間

1年〜2年が目安となる。1年(1回の受験)で合格できれば、かなりの短期合格であり、2回以上の受験で合格するのが基本的なケース。試験は1年に1回あるが、多くの資格スクールでは1.5年や2年の学習期間での受験カリキュラムを組んでいる。


2.試験情報

 受験資格 

誰でも受験できる。

 試験内容    

【筆記試験】
午前の部:
(択一式)憲法/民法/商法/刑法

午後の部:
(択一式)不動産登記法/商業登記法/民事訴訟法・民事執行法・民事保全法/供託法/司法書士法
(記述式)不動産登記法書式/商業登記法書式

【口述試験】
筆記試験科目のほか、司法書士の業務を行うのに必要な知識および能力について実施
※筆記試験合格者のみ

 合格基準  

【筆記試験】
相対評価基準
およそ70〜80%以上の正答で合格(最近は合格基準が上昇傾向にある)

【口述試験】
落とす試験ではなく、受験者のほぼ全員が合格

 試験日 

筆記:7月上旬
口述:10月中旬

 試験地   

筆記試験:受験申請書類を提出した法務局、または地方法務局ごとに、それぞれの局が指定した場所
口述試験:管区法務局ごとに、それぞれの局が指定した場所

 受験料   

6,600円

 申込期日

5月中旬〜下旬

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