合格者よりも不合格者から学ぶことも大きい







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不合格者の失敗体験が貴重な視点を提供する

一般的に、短期合格者や一発合格者の合格体験がクローズアップされ、不合格者の失敗体験が注目されることはありません。これは、良く考えてみれば当たり前のことで、普通ならば不合格者の失敗体験などは全く役に立たないからです。

しかし、合格法をより深く考え、それを凡人でも使いこなせるようにするためには、不合格者の失敗体験と言うのは極めて重要な意味を持つことになります。

その理由は、
「唯一無二の合格法はない。合格法は合格者の数だけ存在する」からです。

上記の考え方は、資格試験の合格を考えるうえで非常に重要です。なぜならば、繰り返しになりますが、合格法というのは合格者の学習ノウハウであって、いわばその人だけに存在する個性です。個性は、人の数だけ存在し、一般的には全く同じ個性を持つ人はいません。このことから、次のことが導き出せます。 それは、

「例え、合格者と全く同じ境遇や環境(年齢、職業、性別など)にあったとしても、その合格者の学習方法を真似して合格できるとは限らない」

つまり、合格者の個性(属人的な側面)のみならず、あなたの個性も重要だ、という訳です。

あなたの個性を変えることはそう簡単ではありませんし、そんな必要も全くありません。そうだとすると、高確率合格法は多数合格者の合格ノウハウのみを抽出して構築されていますが、合格法に唯一無二の方法はないこと、およびそれでもやはり個性を排除できないことから、限界が見えてきます。そこで、全く異なる視点に着目してみる必要があります。それは、

不合格者の失敗体験は共通している

という事実です。これは、表面化しない情報なのでほとんど語られることはありませんが、合格者の情報はその属人性が大きいことに対し、不合格者の情報は多くの部分で共通しています

つまり、

合格するためには、不合格にならない方法を考える

高確率合格法で不合格者の情報を重要視しているのはこのためです。

「どうすれば合格できるのか?」ということを考え、そしてそれを体系化できたとしても限界があります。しかし、「どうすれば不合格になるのか?」というように視点を180度変えて分析してみる。その結果、「不合格にならないためにはどうすれば良いのか?」というように結論を考えてみる。

どちらも目指すべき結論は「合格」ですが、そのアプローチの出発点が異なっています。しかも、不合格者の情報を分析していると、合格者以上に要因が共通していることが分かってきたのです。

このことは、成功要因を正確に把握するのが難しいという考え方にも基づいています。例えば、あなたが仕事で上手く言っているとき、あるいは勉強していてなぜか高得点が次々に取れるとき、そんなときは誰にでもあります。しかし、なぜ上手く行っているのか?というのを考えてみたときに、それを論理的に説明するのは非常に困難です。

逆に、仕事で上手く行っていない、勉強で点数が取れない・・・、そのようなときは、意外と要因を見つけやすいものです。このような現象に陥るのはいくつかの要因が考えられますが、簡単に言えば、上手く行っているときは分析や追求などする必要がない、ということです。

仕事で分析を要求されるのは、営業数字が思わしくない、など、上手く行っていないときです。そのように、我々は上手く行っていないときに何らかの釈明を求められるということを小さい頃から繰り返してきています。このため、そのような時には「なぜ上手く行かないのだろう?」と真剣に悩んだり考えたりしますが、上手く行っているときに「俺はなぜ今上手くいっているんだろう?」と考える習慣はほとんどありません。ですから、成功要因よりも失敗要因の方が分析や抽出が比較的簡単にできるのです。

高確率合格法は、ただ単に合格者の合格ノウハウを寄せ集めたものではありません。不合格者の情報をそこに付加し、両者を融合した合格ノウハウです。




合格体験記から学ぶこと

合格者に共通する特性



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