自分の過去の受験経験を独学に活かす

独学で資格試験の合格を狙う場合、何かの資格試験の受験経験があると有利になることが多いことが分かっています。

何かの資格試験の合格経験があるか？

独学は独りで勉強しますから、資格試験の合格体験があるならば有利です。資格試験を受験したことがあれば、資格試験の大変さを理解しているからです。

資格試験に合格するための考え方は勉強方法は難しいものではありません。非常にシンプルです。しかし、シンプルであるがゆえに継続することが難しいのです。

どんなものでも構いませんが、資格試験に合格した経験を持っているのであれば、少なくても最後まで勉強をした事実は確たるものですから、その意味で貴重な体験であるといえます。そして、それはこれから独学で勉強する上では少なからず役に立つことになります。

資格試験の不合格経験がある

資格試験は受験したことがあるが、合格の経験はないという場合。この場合は、これから独学で勉強をするうえで一見すると不利に思えますが、合格体験を持つ人以上に有利に働く場合があります。

その時の経験をしっかりと覚えていれば、まずは合格に必要な考え方をチェックしてみてください。資格試験に合格するためには「みんなができる問題を自分も正確に正答すること」という考え方が必要です。以前勉強したときは、そのような考え方を知らずに難しい問題を中心的にこなしていた・・・などであれば、考え方を変えて高確率合格法が提供するノウハウに従っていけば合格ができます。

また、不合格になった原因が勉強不足や途中で挫折してしまった人の場合でも、挫折しない勉強方法をとることで合格ができます。

上記のような不合格経験を持つ人は、意外にも合格に対して真剣な人が多いことが経験上分かっています。真剣だからこそ、難しい問題もやらなければならない！、必死だからこそ、とにかくいっぱいやろうと詰め込み過ぎて途中で嫌になる・・・。

このような情熱を、今度はしっかりとした考え方に基づき、効率的な学習方法に変更するだけで独学での合格を十分に狙えます。不合格の要因を自分なりに分析して、それを活かすことがポイントになりますが、ほとんどの不合格者は合格するための考え方と勉強方法を知らないだけです。やる気はある人が多いので、心配ありません。

初めて資格試験を独学で受験する

資格試験の勉強方法というのは、技術的なものです。頭の良し悪しの違いではありません。頭が良い人は資格試験など受験しないわけです。

スキルの中身については、高確率合格法で全てご紹介していますが、初めて資格試験を独学で勉強する場合は少し注意してください。

資格試験を受験していなくても、高校・大学受験などの経験が役に立つケースもありますが、何年も昔のことだったり最近は本すら読まないというような場合には、試験に対するスキルが相当低下していると考えられます。

このような場合には、予算的な都合が合わない場合は別ですが、できるだけ資格学校の講座を受講することをおすすめします。最低でも1回は、資格試験に挑戦した経験があったほうが、独学では有利ですし、高確率合格法が提唱するノウハウをとても良く理解することができると思います。

　独学できる基準

10％基準と言うのものがあります。10％を切る合格率の資格試験は独学での合格は難しいというものです。あなたが目指す資格が合格率10％以下であれば、独学での勉強は基本的におすすめしません。

しかし、すでに何回か受験をしていて一定のレベルにあるような場合には、基本的には独学で進めていって直前の重要な部分だけ資格学校の講座を受講するという方法もあります。

経験的に、独学で合格できる資格はやはり10％基準だと考えています。具体的には、社会保険労務士、宅建レベルだと独学でも通用します。しかし、どんなに勉強方法をマスターしていていも公認会計士や司法書士レベルになると独学は難しいと思います。

経験を活用してあらたな方法を加える

独学で勉強する場合、今までの資格試験での受験経験やそれ以外の試験勉強での経験を有効に活用することができます。

勉強というのはスキル（技術）ですから、さらに磨きをかけることができるのです。そして、高確率合格法では様々な勉強スタイルを提供しています。独学では勉強方法を客観的に指導してくれる人はいません。自分で軌道修正をしていく必要があります。

ですから、これから独学で勉強する人は高確率合格法の勉強スタイルを真似て欲しいと思いますし、既に独学で勉強している人はあなたの勉強方法に高確率合格法の勉強スタイルを少し加えてみてください。すでにあるあなたの勉強方法（スキル）を否定するものではありません。異なる視点を取り入れてみて欲しいのです。

資格学校でも勉強方法はほとんど指導していません。ですから、自分の勉強方法に迷いが生じたり、軌道修正が必要になったとき、今の勉強方法に高確率合格法のメソッドを取り入れてみてください。これが独学で勉強するときのポイントになります。