資格を取り巻く環境は日々変わっています







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4.資格を巡る環境の変化

資格試験に関する話題は、最近のネットや新聞紙上ではなかなか賑わっているように思えます。司法試験では、大きな改革が実施され、ロースクールがスタートし、現行の司法試験(いわゆる旧司法試験)は廃止することが決定されています。

公認会計士にしても、米国公認会計士などとの互換が提言されたり、社会人や異分野からの受験者獲得のために誰でも受験しやすいような試験制度へと移行しています。

このように、昨今は資格(あるいは資格試験)をめぐる動きが活性化しており、苦労して取得した資格の価値を客観的に判断しにくくなりつつあると言っても良いでしょう。

もともと国家資格はある種の参入規制であり、現在のような国際化などの時代の流れにはあまりなじまないと考えられます。

米国の資格制度は、必要な点数を取れば誰でも合格できると言われています。そのかわり、実務で競争することになる。米国では弁護士でも成功しない限り、まともな報酬を得るのは難しいようです。

最近は日本でも、このような時代に対応した資格の規制緩和が進んでいて、例えば報酬規定の撤廃が多くの資格で行われています。報酬規定の撤廃と言うのは、まさに競争を促す観点からのものでしょう。

これらの背景にある大きな流れは、国際化と市場での自由競争であり、資格も例外ではなくなってきているのです。資格を取って独立する場合、今までは資格と言う看板だけで安定した収入を得られた職業もありました。しかし、これからはそう簡単にはいきそうもないと考えて良いですね、どの資格に限らずです。

だとしたら、成功するポイントとして、早く資格を取得して現場の実務をより多く経験することにより、スペシャリストになっていくという方法が一般的になるのではないでしょうか。

既に始まっていますが、将来的には今まで以上に有資格者の中で競争の時代に進んで行くのは間違いありません。実際、こうした動きは多くの有資格者の間で起きており、資格保有者の中でも成功者と成功できないものが存在している結果となっています。

これからは資格を持っているというだけでは厳しくなっていくのが現状でしょう。実務の能力や、その資格の範囲での専門分野も求められることになります。

「ふ~ん。だったら、資格取得は無駄なのか…。」そう考えるのは早計で、もちろんそんなことはありません。これから規制緩和が一層進んだとしても、資格制度が完全になくなるということはあり得ないことです。誰もが人の命を預かる医者にはなれないのと同じで、当然ながら資格ありきの話には変わりません。

ただ、資格の位置付けが変わりつつあるということなのです。ですから、特に独立やその道でのスペシャリストを目指す方は、モタモタしている時間はありません。さっさと目指す資格試験を取得合格して、実務の中でいろいろなことを学ぶべきです。




資格取得は早い方が有利


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