資格の勉強を効率的に行うためには資格学校が有利







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勉強する時には独学と通学のどちらが良いのか

資格試験の学習には主に独学で行う方法と資格学校を利用する方法の2種類があります。どちらも一長一短がありますが、高確率合格法では資格学校を利用する方法を推奨しています。

資格試験合格のために必要なことは、みんなができる問題を自分もできること、が大前提です。この条件を満たすためには、資格学校の利用が最も効率的であると考えられるからです。

独学と資格学校利用の是非については、一般的な資格取得支援サイトでも比較されていますので、基本的なことはここではご紹介しません。高確率合格法から見て、独学と資格学校利用の比較ポイントは「費用の額」と「情報の質」の2点です。

つまり、

  • みんなができる問題(情報)はどうやったら収集できるのか

と言うことのみです。

最近の資格試験は情報合戦の様相を呈してきています。受験生の大多数は有用な情報を追い求め、試行錯誤を繰り返すようになっています。それに追随して、資格学校も最新の本試験の動向に適合した情報を収集し、そして提供しています。

だとすると、多くの受験生が資格学校を利用している、と思ってもらって構いません。ですから、高確率合格法では「他の受験生と情報の質で差をつけられない」という点で資格学校の利用を推奨しています。資格学校の利用には相応の費用がかかりますが、一発で合格することによって簡単に回収が可能です。

独学対資格学校の対比を少しみておきます。

  • 独学は意外と費用がかかる(中には最終的に資格学校利用よりもかかることがある)
  • 独学で2年、資格学校で1年、費用面と機会損失でみないと判断を誤る
  • 迷ったら10%基準で

独学は意外と費用がかかる(機会損失を考える)

一般的に、独学を選択する受験生は費用をそれほど掛けたくない、という人が多いようです。しかし、独学で資格試験の勉強をしてみると分かりますが、意外と費用がかかることをあらかじめ知っておいてください。独学の本来のメリットは金銭的なことではなく、勉強方法を自己流にアレンジ(カスタマイズ)できることにあります。試験に慣れている人に向いた勉強方法です。

費用面から独学を選択する人も多いですが、結果的になかなか合格できず、数回の受験を繰り返しているうちに教材等の費用が膨れ上がる可能性が高いです。資格試験の内容は改正項目等で毎回変更が加わりますから、その都度最新の教材が必要になる訳です。

一方、機会費用という考え方でも独学は資格学校の利用と比較しあまりお奨めしません。機会費用とは、簡単には「得られたであろうことを得られないことによる損失」と考えてください。仮に独学で2回で合格し費用が9万円かかった場合と、資格学校を利用して1回で合格し10万円かかった場合、受験期間では1回の資格学校利用が有利、受験費用では9万円の独学が有利となります。

しかし、資格学校利用の場合、すでに1回で合格していますから、その後独学の2回目の合格までに様々な価値を得ている可能性があります。例えば、社会人の方で資格報奨金などをもらえる場合、資格学校利用では1回で合格していますから、それ以降は報奨金をもらえます。しかし独学の場合はもらえるのは2回目の受験以降なので、この分機会損失が発生しています。試験が1年に1回だとして、報奨金が年間に5万円だとした場合、資格学校利用の場合は実質5万円の費用で合格したことになり、独学よりも有利です。

自分の会社には報奨金などない、という社会人も多いでしょう。その場合であっても、資格の合格によるメリットはお金だけではありません。例えば、今まで会えなかった人に会えることもあるでしょうし、資格が仕事に直結して業績が上がり賞与が増える可能性もあります。

独学を選択するとしたら、かなり受験に自信がある人、あるいは独学のほうが資格学校利用に比べ相当に費用が安いと断言できる場合に限定する方が良いと考えられます。ただ、いくら費用が安くても、やはり独学は「情報を自分で集めなければならない」「不安になる」などデメリットの方が多いので、初学者にはお奨めしません。

迷ったら10%基準

昔から10%基準と言うものがあります。これは10%の合格率を切るような資格試験は独学では合格が難しいという考え方です。ですから、あなたが独学を検討している場合には、目的の資格試験の合格率が10%を切るようであれば資格学校の利用を検討してみてください。国家試験の○○○士という試験になると、たいてい合格率が10%を切ってきます。

ただし、10%を切っていなくても、資格学校を利用した方が良い資格試験もあります。その判断基準は、資格学校の数です。資格学校の数が多いと言うことは、それなりの数の受講生がいるということになり、受験生のニーズがあるということです。だとすると、仮に合格率が10%を切らない資格試験であっても、資格学校を利用する受験生が多いのであれば、あなたも資格学校を利用した方が良いと思います。




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