失敗しないための資格学校選択基準
資格試験に挑戦される方で、資格学校の利用を検討している方は参考にしてください。高確率合格法は特定の資格学校を推奨するようなことはしていません。大切なのは、あなた自身が納得して資格学校を決定することです。
多くのサイトでは、特定の資格学校を推奨しているものもありますが、実際に勉強をするのは受験生自身ですから、その決定は自分自身で行うべきであると高確率合格法では考えています。それは、勉強ができない理由を資格学校に転嫁させることを防ぐことも目的の一つです。
ただ、いくつかのポイントがありますので、そのポイントをご紹介しておきます。
通学と通信
最近の資格学校はWEB講座などその学習方法もかなり充実してきました。どの方法であっても大きな切り分けとしては、通学と通信に分けることができます。どちらもメリットデメリットがあるのを重々承知した上で、高確率合格法では講義付きの通信講座を推奨しています。通学講座の大きなメリットは、
- 通学すると言う強制力(束縛性)により学習を継続できる
- 他の受験生と触れ合うことができる
の2点です。あなたが、通学しないと勉強を継続できない、と考えているならば通学講座にした方が無難かも知れません。しかし、資格試験に合格するためには「作業」が最も重要です。ですから、資格学校に通学しただけでは継続はできますが、それだけで合格することはできません。そこで継続できることは「資格学校の講義を聴くこと」です。
高確率合格法では、資格学校の講義を聴くことよりも、作業(勉強)をどのように継続するのかを重要視しているのであって、学校の講義をどのように継続するのかは高確率合格法の主目的ではありません。
資格学校の講義を聴くことは、その後の作業をスムーズに行うための手段です。ですから、講義を聴くことが目的ではないことに気をつけてください。作業は誰も強制してくれません。自分の意思で自分の力で行うしかないのです。そもそも「強制力がないと作業を継続できない」という人は、合格が非常に困難です。
しかし、資格学校に通うことでその進捗に合わせて作業を続けることができる、と言う人もたくさんいますので、そのような方であれば資格学校の通学を選択しても問題ありません。
資格学校に通うことで、他の受験生と顔見知りになり情報を収集できる、というメリットを掲げる人もいますが、それほど期待しない方が良いです。高確率合格法では、資格学校の価値を情報の質に置いています。資格学校が持つ学習内容に価値を見出しているわけであって、受講生間でやり取りされる情報にはそれほど価値を重んじていません。その理由は、受講生は合格した人ではないからです。
今、自分を同じように勉強をしている人が持っている情報がどの程度あなたにとって価値があるのでしょう?また、まれに合格者を招いての座談会や交流会を実施している資格学校もありますが、その合格者の属人的情報があなたの役に立つかどうかは分かりません。
このような情報交流にはデメリットも多く、みんなで仲良しクラブになってしまう可能性もあります。点数が悪ければ慰めあったり、時には誤った学習方法や情報が伝達され、むしろ合格から遠のく可能性もありますので、注意が必要です。
ただし、モチベーションを高めたり、受講生同士の人間的なふれあいという点では良い面もたくさんあります。ですから、これらを否定しているわけではなくて、メリットとデメリットをしっかりと把握した上で上手く使いこなすことが重要です。
高確率合格法では通信講座を推奨する
理由は簡単で、自宅でもどこでも場所を選ばず学習できるからです。忙しい社会人からすると、通学のために費やす往復の時間は貴重です。通勤・通学途中に資格学校があれば通学講座でも構いませんが、自宅から距離があるなどの場合には通信講座の方が有利です。
最近の通信講座は、通学講座をそのまま収録して毎週のように自宅に送付してくれますので、通学講座に比べ内容もその質も遜色ありません。それを、どこでも自由に聴くことができるわけですから、融通が利くという意味でもお奨めしています。
通信講座にもビデオやDVD、カセットなどいくつもの種類があります。これはあなたの趣味で決めてもらうしかありませんが、高確率合格法ではカセットを推奨しています。これは、プレイヤーさえあればどこでも聴けることと、倍速で早聴きができることが理由です。DVDやビデオは場所が固定されますが、テープならばどこでも聴くことができます。倍速で聴くことになれれば、かなりの時間の節約にもなるので、検討してみてください。
ただし、最近はカセットの時代は廃れていて、MP3などの音源に切り替わって行っています。その場合、小型のプレイヤーで気軽に聴けますが、倍速は難しいかもしれません。CDも同様です。なお、高確率合格法で倍速で聴くことを合格ノウハウで重要視しているわけではありませんので、特に倍速聴きができなくても問題はありません。要するに、時間をどのくらい節約するか、という観点だけです。
資格学校選択基準
肝心の資格学校ですが、基本的には大手ならばどこもそれほど変わりません。金額もほぼ横並びですので、あなたの趣味で決めてください。一番良いのは、資料を請求して、その内容を確かめ、納得して申込をすることだけです。その中でのポイントは、
- 最新の教材で構成されているか
- 教材が自分にとって使いやすいか
の2点に特に着目してください。ほとんどありませんが、まれに前年度の教材や講義内容を使いまわしている資格学校もありますので、注意してください。資格試験の種類にもよりますが、特に法改正項目など頻繁に内容が更新される法律系の資格試験では対応できない可能性があります。
また、教材の中でも特にテキストと問題集はあなたと長期間作業を繰り返すことになる仲間です。大手の資格学校であれば問題ありませんが、小規模のスクールの場合、問題集やテキストの完成度が低い場合もありますので、注意してチェックしてください。
通信講座も、講義付きのものと教材のみのものとがあります。難関試験(10%基準)であれば、必ず講義付きの通信講座を選びます。それ以外でもできれば講義付きのものを選んだほうが無難です。
教材のみの講座では、ほとんど自分で書店に行ってテキストを買ったのと同じ、いわゆる独学と同じになってしまいます。また、大手の資格学校では実際の講義で使っているテキストや問題集のみを資料講座のような形で設定していることもありますが、あまりお奨めしません。通信講座のメリットは、講義をしっかりと自由な時間に聴いて内容のポイントを理解し、押さえられるということにあります。特に、地方などの受験生には重宝する学習方法です。
また、通信講座だと通学講座に比べ合格が難しいイメージがありますが、しっかりと作業さえ継続できればそのようなことはありません。通信講座は確かに合格率は通学に比べ低くなる傾向があります。その最大の理由は、継続することが難しいからです。
ですから、あなたが学習の継続に不安があるならば通学にした方が良いでしょう。ただし、その場合であっても作業そのものは自宅で行う必要がありますので、通学しただけで合格できるほど資格試験は甘いものではないことをしっかりと押さえておいてください。
資格学校についてはいくつかのお奨めするスクールを別のページでご紹介しておきますので、参考にしてください。どの資格学校も私が実際に試したスクールのみですから、安心です。
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